鈴木保奈美、家族円満の“秘訣”を聞かれ苦笑い「それがあればみんな困っていない」
東京・PARCO劇場で上演される舞台パルコ・プロデュース2022「セールスマンの死」の初日記者会見が4日に行われ、主演の段田安則、鈴木保奈美、福士誠治、林遣都、鶴見辰吾、高橋克実が出席した。
亡くなった父親とのエピソードも「さらけ出して言い合っている家族はうらやましい」
東京・PARCO劇場で上演される舞台パルコ・プロデュース2022「セールスマンの死」の初日記者会見が4日に行われ、主演の段田安則、鈴木保奈美、福士誠治、林遣都、鶴見辰吾、高橋克実が出席した。
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同作は、過酷な競争社会、若者の挫折、家庭の崩壊を描き、トニー賞、ニューヨーク劇評家賞、ピューリッツア賞を受賞した近代演劇の金字塔となるアーサー・ミラーによる戯曲。この日はプレビュー公演の開演前に、報道陣に向けて一部内容を上演した。
主人公・ウィリー(段田)の妻・リンダを演じる鈴木は、今回が実に25年ぶりの舞台出演。「私はとにかくカンパニーの皆さんにただただついていくだけで、舞台の用語もあまり分かっていない」と初々しくはにかみ、「今も、プレビュー公演とゲネプロは何が違うのか、わからないままやっています。皆さんが優しくしてくださるので、ひたすらついていきます」と周囲のサポートに感謝した。
物語はウィリーの家族とその周辺の人物たちが中心になって展開される。自身の家族で大切にしているものや仲良くするための秘訣(ひけつ)があるかと問われた鈴木は「それがあればみんな困っていないし、この物語も生まれていないと思う」と苦笑い。それでも「父とあまりコミュケーションを取れずに亡くなってしまったので、(劇中では)ひどいぐちゃぐちゃのケンカなのですが、さらけ出して言い合っている家族はちょっとうらやましい」と素直な感情を明かしていた。