【RISE】ベイノア、まさかの41秒TKO負け ド派手入場も…悔しさでリング出られず

立ち技打撃格闘技「Cygamaes presents RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Final Match」(2022年4月2日・代々木第一体育館)第8試合、SuperFight! 71.5キロ契約 3分3R延長1R

海人(左)に41秒TKO負けを喫した“ブラックパンサー”ベイノア【写真:山口比佐夫】
海人(左)に41秒TKO負けを喫した“ブラックパンサー”ベイノア【写真:山口比佐夫】

「RISE ELDORADO 2022」第8試合

立ち技打撃格闘技「Cygamaes presents RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Final Match」(2022年4月2日・代々木第一体育館)第8試合、SuperFight! 71.5キロ契約 3分3R延長1R

“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)が海人(TEAM F.O.D)にまさかの41秒でTKO負けを喫した。

 ド派手な入場だった。ベイノアは弥益ドミネーター聡志のマスクをかぶって登場した。

 1R、果敢(かかん)に攻めていくベイノアだったが、海人のカウンタージャブをもらう。その後も前に出るも、左フックを被弾しダウン。立ち上がろうとするもふらつき、ダメージを判断してレフェリーがストップした。

 長い入場パフォーマンスはなんだったのかというくらい、あっという間に終わってしまった。敗戦後は悔しさでリングにしゃがみ込み、なかなか出ることができなかった。

 ベイノアはキックボクシングだけでなくMMAにも挑戦する“二刀流”ファイター。キックでは21年9月にねぎ魔神と対戦、打たれ強さに苦戦したものの、3対0で判定勝ちを収めている。MMAでは11月にロクク・ダリ(コンゴ)に3Rで逆転のKO勝利、大みそかのRIZINではレスリングエリート・武田光司と対戦し腕十字を極められ1本負けを喫していた。

 お笑いコンビ「けとるべる」のボケ担当という一面を持ち、大会の煽りVTRや試合後のマイクでも観客を沸かせる稀有な格闘家だ。

 対する海人は、21年12月にジョーに2RKO勝利、今年2月にはチューチャイに3RTKO勝利を収めており、キックボクサーとしてノリに乗っている。

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