【RISE】流血YA-MAN、ダウン4度の激闘制す! 会場熱狂の1RKO「ここまで来たよ天心」

YA-MAN(TARGET SHIBUYA)が伊藤澄哉(戦ジム)に1R・KO勝ちを収めた。

流血しながらも勝利したYA-MAN【写真:山口比佐夫】
流血しながらも勝利したYA-MAN【写真:山口比佐夫】

「RISE ELDORADO 2022」第5試合

立ち技打撃格闘技「Cygamaes presents RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Final Match」(2022年4月2日・代々木第一体育館)第5試合 オープンフィンガーグローブマッチ、64キロ契約 3分3R

 YA-MAN(TARGET SHIBUYA)が伊藤澄哉(戦ジム)に1R・KO勝ちを収めた。

 またまた“激闘王”YA-MANがド派手な打ち合いを演じた。オープンフィンガーグローブでの打ち合いで、ダウンの応酬の末に、最後は倒し切った。

 1R、YA-MANは右のローキックから入ったが、一瞬のことだった。伊藤の右ストレートで右目上から出血。追い込まれたかと思いきや、そこからギアが上がるのがYA-MANだ。パンチラッシュでダウンを奪った。しかし、その後伊藤の左フックを浴びてダウン。出血も悪化し、時間がストップ。ドクターチェックが入ることに。

 後のないYA-MAN。さらにエンジンに火が付く。右のカウンターストレートで再度ダウンを奪い返した。その後も壮絶な打ち合い、我慢比べかと思われたが、右のアッパーカットで3度目のダウンを奪い、レフェリーが試合を止めた。

 埼玉県出身のYA-MANは、昨年大みそかRIZINに初参戦。皇治相手に激闘の末、判定勝利を収め、脚光を浴びていた。その後もファイトマネーをピースプロジェクトに全額寄付するなど、大きな注目を集めている。

 対する東京都八王子市出身の伊藤は、地下格闘技では17戦17勝(15KO)の実績を持つアウトロー。この対決は“埼玉対東京”とも言われていた。

 試合後、YA-MANは「3年前にターゲット所属ということで天心と面識があった。そのときに俺のところまで来いって言われて、ここまで来たよ天心。3年前何もなかったところから1日1日を大事に生きていれば絶対にここまで来れるのでみんな頑張ってください。6月誰と見たい? 芦澤はない。 芦澤は相手にならないから、実力で分かるでしょ? 芦澤はやめて」とマイクで盛り上げ、観客も笑顔にしていた。

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