71歳オール巨人が語る“吉本の強み”「僕らが若い頃は誰かの弟子に」 自身の進退にも言及

創業110周年を迎えた吉本興業が、4月2日に、大阪・なんばグランド花月(NGK)で、桂文枝、明石家さんま、ダウンタウン、西川きよしらオールスターが出演する特別公演「伝説の一日」を開催した。

オール阪神・巨人(右)とチョコレートプラネット
オール阪神・巨人(右)とチョコレートプラネット

吉本「伝説の一日」、チョコプラも感慨「やっと吉本に認められた」

 創業110周年を迎えた吉本興業が、4月2日に、大阪・なんばグランド花月(NGK)で、桂文枝、明石家さんま、ダウンタウン、西川きよしらオールスターが出演する特別公演「伝説の一日」を開催した。

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 初日の弐回目公演でトリを務めたオール阪神・巨人は、ステージ後にチョコレートプラネットと会見に応じた。メニエール病を患っている阪神は「明日は雨やから具合悪い。めまいがしていた」と本番の前から体調が悪かったことを吐露。巨人は「阪神くんを心配しながらやっていました」と節目の舞台を振り返った。

「伝説」にまつわるエピソードを問われた巨人は「僕らは伝説をいっぱい見てきた。(笑福亭)仁鶴師匠や、Wヤングさんの舞台は、割れるほどの笑いやった。(立ち見だけでは収まらず)劇場のドアを開けて、ロビーからもお客さんが観ていた。いまは消防法で絶対アウトやけど。これからまた伝説を作らなあかん」と気を引き締めていた。

 最高齢の芸人は119歳という吉本興業。次から次に優秀な若手を輩出する同社の強みを聞かれた巨人は「(芸人を養成する)NSCの存在が大きい。僕らが若い頃は誰かの弟子に入らないといけなかった」と伝説が続いていくことを期待。自身の進退については「今年(11月に)71歳になる。いつ引き上げるか考えてる。やりたいと思うこともないけれど、いつでも辞めたいわ。お客さんの需要があったら頑張りたい」と話していた。

 10年前の公演では、東京で行われたパブリックビューイングでMCを務めていたというチョコレートプラネット。長田庄平は「今回(NGKに)出られて光栄です」と語り、松尾駿は「やっと吉本に認められたという思い」と大舞台をかみしめていた。

「伝説の一日」は吉本興業が創業100年を迎えた2012年4月8日にNGKで初回を開催。208組277名の芸人が会場を笑いで包んだ。110年目の今回は2日間に渡って同地で公演を予定。チケットは全席完売している。

 公演は4月11日正午までアーカイブ配信を展開。チケット購入方法などの詳細は、公式サイト「伝説の一日」で確認を。

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