見取り図・リリーはマダムキラー “純烈入り”案に「考えようと思います」

創業110周年を迎えた吉本興業が、4月2日に、大阪・なんばグランド花月(NGK)で、桂文枝、明石家さんま、ダウンタウン、西川きよしらオールスターが出演する特別公演「伝説の一日」を開催した。

見取り図、西川のりお、上方よしお(左から)が登場
見取り図、西川のりお、上方よしお(左から)が登場

創業110周年の吉本興業が特別公演「伝説の一日」開催

 創業110周年を迎えた吉本興業が、4月2日に、大阪・なんばグランド花月(NGK)で、桂文枝、明石家さんま、ダウンタウン、西川きよしらオールスターが出演する特別公演「伝説の一日」を開催した。

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 午前8時半に始まった記念公演でトップバッターを務めた見取り図は、「結婚したい」と憧れる盛山晋太郎の願いを受け、相方のリリーが考えた「披露宴」を軸にネタを披露。公演後に行った囲み取材で盛山は「いつものNGKの感じて行こうと思ったけれど、緊張した。震えていました」と大役を振り返った。リリーも「110年の歴史の中でトップバッターが出来るのは1組だけ。光栄でした」と話していた。

 同席した西川のりおは「阪神でいう近本(光司)みたいなもんや」と一蹴。相方の上方よしおが、「(創業)110年の中、半分ぐらい見さしてもらっている感じする。いくつまで現役でおられるか……」と感慨に浸っていると、西川は「なるようになるやろ」とそっけない反応。よしおが「うるさいわ~。この男だけは……」とぼやくと、盛山は「師匠、漫才やるの止めてもらえますか」と突っ込んだ。

「伝説の一日」になぞらえ「伝説」について質問された4人。「相方」と答えた盛山は、「チケットを手売りしていた頃に、出演する4組の芸人が1人15枚くらい売ろうと道で声をかけたけど1枚も売れなくて。芸人全員(リリーに)チケットを渡したら、100枚以上売ったことがあった。ナンパ師です」と回想した。聞いていたのりおは「マダムキラー。純烈メンバーや」と感心していた。

 のりおに「マダムキラー」と言われたリリーは、のりおとの「伝説」を明かした。

「喫茶店でネタ合わせをしていた時に、マッカーサーがかけていたみたいなティアドロップのサングラスに、首からマフラーを下げたのりお師匠が入ってきたことがあった。伝説のマフィアみたいでした」

 リリーから憧れの目を向けられたのりおは「僕自身が伝説。出た番組の9割が必ず最終回を迎えている。レジェンドのりおと言われている。いつか名前を襲名させなあかん」と身体を乗り出すと、よしおに止められていた。

 のりおに「純烈メンバー」と言われたリリー。記者から同メンバーの小田井涼平が年内にグループ活動を終了することを聞くと、「師匠が言ってくれるなら、考えようと思います」と仰天発言。目を丸くする盛山にのりおは「お前はパチンコ屋に行け」と振られると、「なんで僕、吉本辞めてパチンコ屋やらなあかんねん」とぼやいていた。

「伝説の一日」は吉本興業が創業100年を迎えた2012年4月8日にNGKで初回を開催。208組277名の芸人が会場を笑いで包んだ。110年目の今回は2日間に渡って同地で公演を予定。チケットは全席完売している。

 公演は4月11日正午までアーカイブ配信を展開。チケット購入方法などの詳細は、公式サイト「伝説の一日」で確認可能。

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