【RISE】那須川天心、卒業試合は2-0判定勝ち 無敗の46連勝で「6・19」武尊戦へ弾み
那須川天心(TARGET/Cygames)が風音(TEAM TEPPEN)に2-0(30-29×2、29-29)の判定勝利を収めた。天心はデビューから46連勝。
「Cygamaes presents RISE ELDORADO 2022 ~Tenshin Nasukawa Final Match」
那須川天心(TARGET/Cygames)が風音(TEAM TEPPEN)に2-0(30-29×2、29-29)の判定勝利を収めた。天心はデビューから46連勝。
“公開親子げんか”と称されたこの試合。天心のセコンドには朝倉未来、対する風音のセコンドには天心の父・那須川会長がついた。
試合前、天心は対角線上にいる那須川会長と強烈なグータッチ。気合い十分だ。
1R、天心はいきなり飛び込む。近い距離でジャブを絡めたボディーパンチを放っていく。2分を経過したころ、風音のジャブが天心に当たる場面もあった。残り30秒では天心がコンビネーションを当てて、好印象を残した。
2R、トリッキーな飛び膝蹴りなどもみせる。風音が入ってきたタイミングでのカウンターを狙っているのか、大きな動きの打撃が多い。2分半、天心が風音の右ストレートを被弾した。会場の風音コールが大きくなった。
3Rも風音の打撃に合わせて、ワンツーを繰り出す。意外にも風音に距離を詰められ、下がる展開も多くなった。残り30秒両者は声を出しながらの打ち合いになっていた。僅差の判定で天心の手が上がった。
日本の格闘技人気を引っ張ってきた23歳。キックボクシング戦績40戦40勝(28KO)という驚異の実績を持つ。MMAでは4戦4勝(3KO)、MIXルールでは1戦1勝(1KO)と、計45戦45勝。6月19日には“世紀の1戦”と称される武尊戦を控えている。その後はボクシングへの転向を表明している。
昨年大みそかのRIZINで、レジェンド・五味隆典とボクシングルールで対戦。3分2Rを戦い、ドローでRIZINを卒業していた。