大泉洋、初共演の綾瀬はるかの爆笑“NG”エピソード明かす「撮影が止まっちゃうんです」

女優の綾瀬はるかが2日、主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「元彼の遺言状」(11日午後9時スタート、初回30分拡大)の記者会見に出席した。綾瀬にとって本作は月9ドラマ初主演にして初の弁護士役。座長としての決意を語った。

ドラマ「元彼の遺言状」会見に出席した大泉洋【写真:ENCOUNT編集部】
ドラマ「元彼の遺言状」会見に出席した大泉洋【写真:ENCOUNT編集部】

月9新作は“遺産相続ミステリー” 大泉洋とは初共演

 女優の綾瀬はるかが2日、主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ「元彼の遺言状」(11日午後9時スタート、初回30分拡大)の記者会見に出席した。綾瀬にとって本作は月9ドラマ初主演にして初の弁護士役。座長としての決意を語った。

 原作は第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した新川帆立による同名小説。ドラマは、主人公・剣持麗子(綾瀬)の元彼・森川栄治(生田斗真)が残した「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を受け、麗子が謎の依頼人・篠田敬太郎(大泉洋)と共謀して遺産を狙う破格の遺産相続ミステリーとして描かれる。演出は「HERO」シリーズなどを手がけてきた鈴木雅之。

 綾瀬と大泉は今作で初共演となる。会見は爆笑の連続になった。綾瀬が大泉のイメージについて「想像以上に面白いです」と感想を話すと、大泉はすかさず「でも何が面白いかって聞くと、『どんなことか思い出せない』って言うんです。綾瀬さんほど面白い人はいないですよ、バラエティーとか見ていて相当面白い人だと思っていましたが、超えてきましたね。現場は爆笑に次ぐ爆笑です」と明かした。

 共演者の関水渚が「爆笑ですね」と応じると、大泉はさらにまくし立てる。「関水さんの先輩の女優さんはすごいですよ。ほどよくNGを出してくれるんです。芝居は見事に完ぺきにこなすけど、NGに引き出しが多いんです。そんなかみ方しますか、みたいな。例えば、文化人類学を『ジンカブンルイガク』みたいなね」。さらに、「きのう撮って出し」のエピソードがあるという。大泉が座った瞬間にせりふを言う場面で、大泉は「監督から座った瞬間に言ってください、と。僕は、分かりました、と。その前の綾瀬さんのきっかけのせりふから入りましょう、と。綾瀬さんが座った瞬間に、僕のせりふを言っちゃったんです。人のせりふを言うのかと。撮影が止まっちゃうんです。10分は笑っているから」と“暴露”し、一同は大爆笑。綾瀬は「説明を聞いていて、本番になった時に自然と言ってしまって。あれって(笑)」と笑顔を浮かべた。

 また、ドラマでは綾瀬の食事シーンが多いという。共演者で最もミステリアスな人について聞かれると、大泉は綾瀬を挙げ、「謎めいてます。いろんなことが。ものすごく食べる役なんです。スケジュールを見て分かっているはずなのに、その前に腹いっぱいにしてくるんですよね。『お腹いっぱいです~』と食べ始めるから」と明かす。綾瀬は「やっぱりお弁当を出されると食べちゃうんですよね。セーブできない。差し入れもあると食べちゃうし。食いしん坊過ぎてますね」と答えた。

 最後に綾瀬は「ドラマはバディ感がすごく強くなっているので2人の掛け合いも見どころになってきますし、さまざまな事件を解決していくので楽しみにしていただきたいです」と見どころを語った。

 この日の会見には、亡き栄治のいとこで幼少期から栄治に思いを寄せていた森川紗英役を演じる関水、新たに麗子の元上司・津々井君彦役として発表された浅野和之が出席した。

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