元AKB48平嶋夏海が“バイク女子”として発信する理由 峰不二子風衣装でツーリングも披露
出産願望も明かす「自分が家族を作りたいと思えるような家族を作ってあげたい」
――アイドル時代の経験で現在に生きていることはどういった点でしょうか。
「アイドルをしていた頃は10代で、“目上の人に上手に甘える”ことができませんでした。ちゃんと甘えるところは甘えて、でも仕事はしっかりとする、という子をうらやましいなって思っていたんです。私はスタッフさんに気軽に話しかけられなかったし、『こんなことを言ったらわがままにならないかな?』と考えすぎて、損をしていた部分がすごい多かったんです。
でも、大人になってから、『こういうのって甘えていいんだな、迷惑じゃないんだな』と。むしろ、“信頼している”と置き換えることができるということに気付けました。そういった部分は、子どもの頃から、“世渡り上手”な子たちを見てきたからこそだなと思っています。自分もそうなりたいと思っていたし、メンタル的にもそのほうが楽なのは分かっていたので、自分もいい意味でちゃんと人に頼って、仕事をしたいというのは1人で活動してから思いました」
――30歳までは仕事に専念したいと話されていましたが、5月28日には30歳になります。展望などはありますか。
「今までは遠い未来の話だったから、気軽に口に出せていたけど、今は逆に近すぎて、なるようにしかならないって感じですかね(笑)。でも、コロナが落ち着いたら、海外に行って、海外メーカーの新しいバイクに試乗しに行きたいです。バイクは、おばあちゃんになっても乗れる限りは乗り続けたいですね。最近は電気系のバイクもあって、どこまでガソリンバイクが続くのかなとは思いますが、できることならガソリンバイクに乗り続けたいです」
――バイク以外で挑戦したいことはありますか。
「自己投資をしていきたいです。最近、思い出にお金をかけたいと思うようになっていて、友達とどこかにでかけたり、遠出をしたり、そういう特別な思い出を積極的に作りたいと思うようになりました」
――コロナが落ち着いたらまずはそういったことからですね。
「そうですね。結婚も出産もしてないですが、もし出産したらしばらくは子どもに付きっきりなると思うので、友達同士の旅行なども行けなくなってしまいます。なので、今のうちにいろんなところに出かけたいです」
――お子さんは欲しいですか。
「私には、きょうだいが3人いて、楽しいなと思っていました。私の家族は恵まれたことにみんな仲が良かったので、自分が家族を作りたいと思えるような家族を子どもにも作ってあげたいです」
――最後にメッセージをお願いします。
「1人でツーリングしているとちょこちょこ独り言をしゃべっているので、そういうところを覗き見しているような感覚でYouTubeを見てもらえたらと思います!」
□平嶋夏海(ひらじま・なつみ)1992年5月28日、東京都出身。2005年にAKB48の1期生としてアイドル活動をスタート。12年まで活動を続けた。その後はグラビアなどでも活躍。現在は“バイク女子”としてYouTubeチャンネル「はしれ!なっちゃんねる」で発信を続けている。愛車はMOTOGUZZI V7 III、HONDA VTR250、HONDA VRX400の3台。