さくらしめじ、ワンマンライブで大学3年生を熱演 今後も「きれいな花を咲かせます」
フォークデュオ「さくらしめじ」の田中雅功と高田彪我がこのほど、都内でワンマンライブ「春しめじのお花し 二冊目」を開催した。
さくらしめじ、演劇×ライブの新感覚エンターテインメント
フォークデュオ「さくらしめじ」の田中雅功と高田彪我がこのほど、都内でワンマンライブ「春しめじのお花し 二冊目」を開催した。
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同ライブは、楽曲と演劇を繰り返しながらステージ転換する、新感覚エンターテインメント。台本を小説家でもある田中が担当した。
さくらしめじが解散し、バンドを始めたメンバーでシェアハウスを始めたが、大学3年になった頃、部屋には2人だけが残った。それぞれの道を歩む決意をする中で、音楽を続ける意味とは何なのか2人が考える物語。
ステージは、楽曲「みちくさこうしんきょく」で幕開け。さくらしめじの解散ライブシーンから、大学3年生となった2人が朝に目覚め、物件探し、一緒に住む相手探し、お互いの近況報告などをする場面へ。田中が久しぶりに、2人で歌おうと誘うとギターを手にし、楽曲「てぃーけーじー」「Iroto-Ridori」「たけのこミサイル」をドロップする。楽しげに歌った2人は大学へ行く。
家に帰ってくると、田中が「やっぱり俺と音楽をやろう」と切り出す。高田は「解散ライブだってしたし、就職活動だって始まるそういう話はやめよう」と将来を悩みケンカをする。1人でも音楽を続けしようとする田中。楽曲「朝が来る前に」を悲しげに1人で歌う。しんみりとする会場で田中だけがスポットライトをアビながら2人で、楽曲「きみでした」「だるまさんがころんだ」を歌唱し、声をハモらせてみせる。
夜は明け、次の日の放課後。部屋で1人音楽と向き合い頭を抱える田中が散歩にでかけ、1人家に残った高田は、リビングで面接練習をするも、集中できなくギターを手にし、楽曲「お返しの約束」を1人弾き語る。その姿を目にした田中が再アタックするも、高田は音楽を続ける道は選ばないと宣言した。
高田を見返すために1人で楽曲制作に没頭する田中。その姿をみて高田は、音楽の道を歩む決意。2人で改めて制作に取り掛かり“何かするときは2人でする”を条件に歩み始め、新曲「辛夷のつぼみ」を披露した。
最後にはもう一度「みちくさこうしんきょく」をチョイス。目を合わせながら歌詞のように物語を終えた。高田は「いつか春はやってきてきれいな花が咲く。これからの僕たちも見ていてください」といえば、田中も「僕たちがきれいな花を咲かせます」と誓った。
※高田彪我の「高」の正式表記ははしごだか