リングでは見られない表情で楽しむレスラーたち 意外なサンリオマニアとは?
HARASHIMAもサンリオの雰囲気に溶け込む
レスラーが来場すると、少なからず違和感があるものだが、サンリオのファンタジーな雰囲気にすっかり溶け込んでいたのがHARASHIMA。「妖精さん」という別名があるHARASHIMAには、キャラクターがいつの間にか近寄ってくる。
リング上では怪物の関本だが、娘にはメロメロ。「あ! キティちゃんだ」「早く! こっち、こっち」と、会場内を娘に先導されて歩く姿が、何ともほほえましかった。
明るい岡林の周りには自然と人が寄って来る。気がつけば、サンリオや取引先の方々に囲まれていたこともしばしば。ピッサリポーズを繰り出した時、居合わせたマイメロディが「何だろう?」と、不思議そうに首をかしげていた光景が忘れられない。
コワモテな崔だが、その場でできるポップコーンマシーンを熱心に手回し、できたて熱々のキティちゃんポップコーンをほおばってニッコリ。
子煩悩な宮本は最多参加記録を保持。「一緒にでかけるなんて、子どもが小さい今のうちだけですよ」と、照れ笑いを浮かべながらいつも2人の娘とニコニコと会場を何度も周遊。痛めている肩をもろともせずに、肩車してキャラクターショーを見物させるなど良きパパぶりを発揮していた。豪華な品が当たるくじ引きでは一等賞を引き当てるなど大活躍だった。
素顔でも有名な佐山の来場に「ネコの展示会に虎が来た」と一部で大騒ぎ。(注:キティちゃんはネコではありません)
普段は離れて暮らす娘と参加した大塚は、会場内をあちこち見て回る娘を心配そうに目で追っていた。
スーツで参加の西村は、取引先の人に間違えられるなど、多くのレスラーが話題を巻き起こしてきたサンリオの展示会。
レスラーやその家族も大いに楽しんでいたが、いかつい体に似合わぬ優しい笑顔を見て、そのギャップでファンになったというサンリオ社員や取引先のゲストも多い。「あの方はレスラーなんですか? どこの団体? 試合を見てみたいのですが」と興味を示す人も多かった。人気商売なのだから、いろいろなところに行って顔を売るのも大切なプロモーション活動だ。
今年の秋こそ、弾丸ツインズとともに田中が参加できるのか? コロナ禍の行く末が気になるばかりだ。