「パンケーキ食べたい」の夢屋まさる 芸能界引退の日に心境告白「実感無い」も「寂しい」

「パンケーキ食べたい」でブレークしたピン芸人の夢屋まさる(23)が芸能界を引退する31日、自身のnoteで心境をつづった。

夢屋まさる【写真:舛元清香】
夢屋まさる【写真:舛元清香】

1日からは新生活「大好きな世界を応援できる違う職業に就こうと決めました!」

「パンケーキ食べたい」でブレークしたピン芸人の夢屋まさる(23)が芸能界を引退する31日、自身のnoteで心境をつづった。

「パンケーキ食べたいこと、夢ちゃんこと夢屋まさるです。本日、2022年3月31日をもちまして、芸人を引退します! 1月29日に発表をして、約2ヶ月。あっという間でした。まだ、明日から『パンケーキ食べたい』とか『新宿は汚い』とか言ったり、カチューシャを付けたり、衣装に袖を通すことが無いという実感が全く無いのが正直なところです」

 そして、今月27日に念願だった最初で最後の単独ライブを無事に終え、就職することに言及した。

「明日からはスーツに袖を通して出社。今まで学業と仕事を両立させて駆け抜けていた自分にとってはこのくらいのスケジュールの方が落ち着くのかもしれないです」

 一方で、芸人を辞める寂しさも明かした。

「ただ、やはり引退の実感は湧かない中で少し寂しい気持ちもあります。今日、長年お世話になった事務所に挨拶に行ったのですが、もうこの建物に入ることもなければ、事務所の宣材写真も外される。楽しかった思い出も辛い思い出も詰まってるから、尚更寂しく思うのかもしれません」

 その後、決断に悩んだこと、芸人生活の楽しさに触れながら、「自分の実力の限界ってやっぱり自分が一番わかるもので、今後何年続けても成長できる見込みが無かったし、だったらこのままズルズル続けてもなあという」とし、「なるべくこの大好きな人たちと大好きな世界を応援できる違う職業に就こうと決めました! 元々興味が凄くあったのでよかったです!」。最後には「長い間応援していただいたファンの皆様! 有難う御座いました! 悔いなく引退することが出来ます!関係者の方々もこれからもお世話になると思います! どうぞよろしくお願いします」と記した。

 夢屋は引退発表後、ENCOUNTの単独インタビューに応じ、「パンケーキ食べたい」でブレークした2019年の10月には、慶大卒業のタイミングで引退を決意していたことを明かした。そして、就職活動を経て第1希望の起業に内定。就職先の会社名は明言しなかったが、「ゼロをイチにしていくことが好きで芸人を8年間続けてきましたが、そうした経験も生きる業種です」と話していた。

□夢屋まさる(ゆめや・まさる)1998年4月2日、東京生まれ。幼少時には子役として電力会社などのCMに出演。お茶の水女子付属小、慶応中、慶応高と進み、慶大経済学部に進学。ブレークした19年は、「東京ガールズコレクション」などにも出演した。家族は両親。身長175センチ。血液型A。

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