反町隆史が「漫画原作は難しい」と語るワケ 「GTO」や最新作ドラマから感じたこと
俳優の反町隆史(48)が「WOWOWオリジナルドラマ 今どきの若いモンは」(4月9日放送・配信スタート)に主演する。就活生からビジネスマンの間で大ヒット中のコミックのドラマ化で、“理想の上司”である石沢課長を演じる。スター街道を走ってきた反町が今、“若いモン”に言いたいこととは?
9日放送開始「WOWOWオリジナルドラマ 今どきの若いモンは」で理想の上司役
俳優の反町隆史(48)が「WOWOWオリジナルドラマ 今どきの若いモンは」(4月9日放送・配信スタート)に主演する。就活生からビジネスマンの間で大ヒット中のコミックのドラマ化で、“理想の上司”である石沢課長を演じる。スター街道を走ってきた反町が今、“若いモン”に言いたいこととは?
本作は1話がツイッターで11万リツイート、25万「いいね」を獲得し、無料マンガ配信サービス「サイコミ」で連載中・単行本1?9巻が発売中の大人気コミックが原作。実家を離れ東京での新社会人生活に不安いっぱいの麦田(福原遥)とコワモテ上司・石沢課長(反町)を軸に物語が進み、「今どきの若いモンは……」と言うと、意外な言葉が続いていくというコメディー。
「『今どきの若いモンは……』と思うことはありますけど、使う言葉としてはないですね。ただ、それがいいところもあれば、悪いこともある。『若者はすごいな』というときもあれば、『しっかりしろ』というときも。僕たちの時代とは違って、SNSが発達しているじゃないですか。僕たちの子ども世代もインターネット、コンピューターを簡単にできちゃうので、『すごいな』とも思うし、『ちょっとそればかりに頼らないで、もうちょっと人と話せよ』とかね」
このドラマを通じて伝えたいのは、人間同士のコミュニケーションや人間関係の大切さだという。その上で、実際に自分自身が体験することが大事とも言う。
「何でも、やった気になっちゃダメだなと思っているんです。僕たちの時代だったら、遠回りでもしながら、なんとなくできたり、自分の体感として分かったことって、あったじゃないですか。自分ですべて体験して、肌で感じるみたいなことが」と話す。
若者には、「失敗のススメ」と「バランスの大切さ」を提言する。
「『たくさん失敗しろ』とは言っていますね。うちの娘には『あんまり頑張りすぎんなよ』とも。『120点を取る必要ない、70点でもいいし、60点でもいいから、それを取り続けろ』って。要するにバランスよく生きてバランスよくやりなさい。何でもそうだけど、バランスよくやるっていうのが実は一番難しいんですよね。バランスよくやるためには継続しなきゃいけない」