【鎌倉殿の13人】頼朝のライバル登場 木曽義仲には平家に近づくうわさが…頼朝が対応策

俳優・小栗旬が主人公の北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第12回では、政子(小池栄子)が、男児を出産。その後、源頼朝(大泉洋)の浮気を知り、愛人・亀(江口のりこ)が暮らす屋敷を焼き討ちした「亀の前事件」が描かれた。この事件に関わった源義経(菅田将暉)が頼朝に謹慎を命じられるなど周囲にも影響を与える結果に。今後の展開はどうなるのか。第13回(3日放送)の見どころを探った。

頼朝のライバル・木曽義仲が登場【写真:(C)NHK】
頼朝のライバル・木曽義仲が登場【写真:(C)NHK】

小栗旬が主人公・北条義時を演じる大河ドラマ、第13回の見どころを探る

 俳優・小栗旬が主人公の北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。第12回では、政子(小池栄子)が、男児を出産。その後、源頼朝(大泉洋)の浮気を知り、愛人・亀(江口のりこ)が暮らす屋敷を焼き討ちした「亀の前事件」が描かれた。この事件に関わった源義経(菅田将暉)が頼朝に謹慎を命じられるなど周囲にも影響を与える結果に。今後の展開はどうなるのか。第13回(3日放送)の見どころを探った。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 NHKによると、第13回は、政子が男児を出産し、源頼朝の嫡男誕生に沸く鎌倉であったが、頼朝の浮気が大騒動に発展。激怒した北条時政(坂東彌十郎)は伊豆へと戻り、これを比企家の好機と捉えた能員(佐藤二朗)は義経らに近づく流れになるという。そんな中、義時は八重(新垣結衣)のことをいちずに思い、鎌倉と江間を往復する日々を送っていたという流れに。一方、平家に敗北し再起を図る源行家(杉本哲太)は木曽義仲(青木崇高)を頼り……、と、義仲が登場して新たな展開を迎えることを示唆した。

 第12回の放送後の予告編では、畠山重忠(中川大志)の「このままでは、みんなの心は鎌倉殿から離れていきます」という源氏の分裂を危惧する声が聞こえてきた。また、公式サイトの予告編は、頼朝のいとこの義仲について、平家に近づこうとしているうわさがあるとし、義時が信濃に向かい、平家と通じていないという証しに人質を差し出せという頼朝の意向を伝える内容だった。

 義仲は源氏の棟梁の座を争う頼朝のライバルという設定。物語は権力争いが一気に加速しそうな気配を感じるが、笑いが絶妙に散りばめられ、義時の八重へのいちずな愛など、脚本家・三谷幸喜氏らしいエンターテインメント性もいつものように発揮されるはず。期待したい。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください