「GENIC」の増子敦貴、約3年ぶりの写真集発売で周囲に「垢抜けたって言われます」
男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC」の増子敦貴が、セカンド写真集「彼方の空/海の旋律」(31日発売、KADOKAWA)に込めた思いを語った。
「GENIC」の増子敦貴、“変化”の見える1冊
男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC」の増子敦貴が、セカンド写真集「彼方の空/海の旋律」(31日発売、KADOKAWA)に込めた思いを語った。(取材・文=竹之内梨佐)
増子自身がコンセプトから衣装、ロケ地など、さまざまなアイデアをふんだんに盛り込んだ作品。ロケは、東京と北海道で行い、東京ではスタイリッシュな撮影、北海道では、幻想的な雰囲気の撮影や乗馬などを楽しむ素顔などを凝縮した内容となっている。
お気に入りのカットについて、増子は東京・丸の内での1枚を挙げた。「座っている自分が水たまりに(鏡のように)写った幻想的な1枚が取れて魅力が詰まっています」。また、北海道・釧路では「白鳥の群れがいて、真っ白なイメージがあるのに、(子どもの)グレーかかった白鳥がいて、大人になるほど真っ白になるすてきな、動物なんだと思って一緒に写真撮っちゃいました」と、おちゃめなエピソードを告白した。
ファースト写真集「A」(2019年発売)から3年の時を経たが、「顔つきが変わった、垢抜けたねって言われます」と笑う。また、「1日1日変化している姿を目に見える作品として残すことができてよかった」と新たな写真集を出せる喜びを語った。「この1年さまざまな経験をさせていただいたからこそ表現できた写真集で、『機界戦隊ゼンカイジャー』で演じたゾックス・ゴールドツイカーにちなんだタイトルにもご注目ください。これまで応援してくださっている方はもちろん、ゼンカイジャーで僕を知って下さった方にもぜひ見てほしいです」と心境を吐露した。
そして早くも3冊目の写真集にも期待を寄せる。
「次作までには僕の名前だけで、タイトルもいらないくらい大きな存在になれていたらいいな。僕自身まだ発展途上ですし、さらに成長した姿で作りたいですね。そして、海を越えて撮影してみたいです。想はニューヨークなんですが、僕的にニューヨーク=世界のイメージなのでまだ自分には早いかな。あとは個人的に大好きな町並みがヨーロッパで、特にコペンハーゲンが大好きなので行ってみたいですね」
グループでの写真集を出したいとも口にした。撮影場所にはイタリアを挙げ、「(自分の中で)音楽の国のイメージなので、おしゃれな作品になりそう」と未来を見据えた。
□増子敦貴(ましこ・あつき)2000年1月5日、福島県出身。16年 「人魚外伝~Anecdote of Mermaid~」で舞台デビュー。近作では、18-20年ミュージカル「テニスの王子様」3rdシーズン白石蔵ノ介役。19年、男女7人組ダンス&ボーカルグループ「GENIC」のメンバーとして活動開始。21年テレビ朝日系「機界戦隊ゼンカイジャー」ツーカイザー/ゾックス・ゴールドツイカ―役で出演した。3月31日にセカンド写真集「彼方の空/海の旋律」(KADOKAWA)の発売を控える。