女優の浜辺美波が主演を務めるカンテレ月曜ドラマ「ドクターホワイト」（午後10時）の特別編が、28日に放送された。

（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　同作は、謎だらけの女性と“クセもの医者たち”が織りなす一話完結の医療ドラマ。浜辺演じる雪村白夜は、記憶喪失で社会性が皆無にもかかわらず、天才的な診断能力を持つナゾの女性。医療ジャーナリストで月刊「メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴（柄本佑）に助けられた白夜は、運ばれた高森総合病院で豊富な医療知識を披露し、現役医師の誤診すら見抜いてしまう。

　院長の高森巌（石坂浩二）は、各科の枠を超えて正しい病名を協議する総合診断協議チーム「CDT」の発足を決意し、白夜をメンバーに加えた。院長の娘で内科医の高森麻里亜（瀧本美織）がリーダーに就任し、将貴は白夜のサポート役を務める。さらに精神科医・西島耕助（片桐仁）、元外科医で現皮膚科医の夏樹拓実（勝地涼）、脳外科医・仙道直樹（高橋努）、研修医・佐久間新平（高橋文哉）が加わった。

　同作は21日に最終回を迎えたばかり。今回の特別編では、これまでの話を振り返りながら、白夜たちの“その後”が描かれた。

「CDT」は新院長・真壁仁（小手伸也）のもと活気を取り戻し、多くの患者が予約をとる人気部署に成長した。そんな中、白夜は医者になる夢をかなえるため医大受験に挑む。しかし入試前日にもかかわらず、古文・漢文の点数は壊滅的。そこで夏樹、仙道、西島による「最後の特訓」が行われることになった。そこに将貴の妹・晴汝（岡崎紗絵）と将貴の友人で刑事の奥村淳平（宮田俊哉）がやってきた。

　淳平は胸の痛みを訴えており、心筋梗塞を心配していた。2人の様子がこれまでと違うことに気づいた佐久間。晴汝は淳平と付き合い始めたと明かした。当初、心筋梗塞が疑われた淳平だが、実は交際について将貴に伝えるタイミングを伺っており、そのストレスが原因で帯状疱疹を発症していたのだった。

　試験前日に古文の見直しを行った白夜は、無事に医大に合格。受験前日、将貴は白夜に「受験が終わったら君に伝えたいことがあるから」と話していた。ドラマのラストは「その後、白夜の波乱のキャンパスライフや、“悪夢のダブルデート”など語るべきことは多いけど、それはまた別の機会ということで」と将貴の語りで締められており、白夜と将貴も交際に発展したと思われる。

　白夜と将貴、晴汝と淳平の関係が進んだことから、SNS上では「淳平さんと晴汝ちゃんくっついて良かったよ～！」「将貴と白夜は“真剣交際”に発展したということですよね!?」と喜びの声が見られた。

　また今回は、真壁院長がカンテレのドキュメントバラエティー「セブンルール」に出演した演出が。「患者の心の声を聴く」「朝一番に苦い缶コーヒーを飲む」など、真壁のセブンルールが明らかになった。この演出に「まさかのセブンルール」「突然のセブンルールは笑ってもうた」と反応が。さらに、もともと白夜たちと敵対していた真壁が、ソワソワしながら白夜の合格発表を見届けにやってきた姿に、「白夜さんの合格発表をわざわざ見に来る真壁院長可愛くないですか？」「真壁先生も白夜ちゃんの受験結果気になってるの愛しすぎる」「真壁先生ほんと丸くかわいくなった」と感動する声が挙がっている。