【カムカムエヴリバディ】ハリー杉山、イギリス英語母国語もアメリカ英語で芝居 NHK「使い分け巧み」

ハリー杉山が3月28日に放送されたNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)の第103回に、森山良子が演じるアニー・ヒラカワのおい・ジョージ役で初登場した。ハリー杉山の朝ドラ出演は2018年「まんぷく」以来、2度目となる。劇中ではアメリカ人としてアニーと日本語ではなく英語で会話する。制作統括の堀之内礼二郎氏に起用理由などを、また演出の深川貴志氏に2人のシーンへのこだわりを聞いた。

2度目の朝ドラ出演となるハリー杉山【写真:ENCOUNT編集部】
2度目の朝ドラ出演となるハリー杉山【写真:ENCOUNT編集部】

アニー・ヒラカワのおい・ジョージ役を熱演

 ハリー杉山が3月28日に放送されたNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜、午前8時)の第103回に、森山良子が演じるアニー・ヒラカワのおい・ジョージ役で初登場した。ハリー杉山の朝ドラ出演は2018年「まんぷく」以来、2度目となる。劇中ではアメリカ人としてアニーと日本語ではなく英語で会話する。制作統括の堀之内礼二郎氏に起用理由などを、また演出の深川貴志氏に2人のシーンへのこだわりを聞いた。

 堀之内氏は「アニーのおいということで、森山さんとのお芝居のことを一番に考えました。森山さんが英語でのお芝居に苦労が多い中、呼吸をするように英語を話せる相手の方が会話をしやすいと考えました。芝居の深さも必要とされる役だったので『まんぷく』のご縁もあって信頼できるハリーさんにお願いしました」と説明した。

 一方、深川氏は撮影で意識したことを紹介。

「ジョージさんは日本文化が大好きという設定です。ズバッとストレートに話したいところもあれば、わびさび文化の奥ゆかしさにも興味がある。ということで、国の違いによる性格の差というものをうまく表現してくれていると思います。アニーさんとジョージさんの会話は、これまで日本語で話していたお芝居とは違うニュアンスで、演出していて新鮮でした」

 堀之内氏は「ハリーさんはイギリス英語の方が母国語ですが、アメリカ人の設定なので、アメリカ英語でお芝居をしてくださいました。使い分けを巧みにやってくださり、素晴らしい俳優だと思いました」と語った。

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