【ONE・X】“超新星”平田樹、半年ぶり復帰戦も判定負け デビュー6戦目で初黒星
第2部の女子アトム級(52.2キロ、5分×3R)では“超新星”平田樹(フリー)が半年ぶりの復帰戦に臨んだが、ジヒン・ラズワン(マレーシア)に1-2の判定で敗れ、デビュー6戦目で初黒星を喫した。
第2部、女子アトム級
アジア最大の総合格闘技「ONEチャンピオンシップ」の10周年興行「ONE・X」(3月26日・シンガポールスタジアム)
第2部の女子アトム級(52.2キロ、5分×3R)では“超新星”平田樹(フリー)が半年ぶりの復帰戦に臨んだが、ジヒン・ラズワン(マレーシア)に1-2の判定で敗れ、デビュー6戦目で初黒星を喫した。
1Rは強引に投げに行くも、思うようにリズムをつかめなかった平田。2Rは投げから上になり、肘を落としていく。自分の形になりかけたが、ラズワンに立たれてしまった。その後もテイクダウンは取るものの、決め手を欠いた。
勝負の3Rは逆にテイクダウンを奪われる。相手のしつこい攻めに苦しみ、何もできない。最後まで思うような展開に持ち込めなかった。
柔道をバックボーンに持つ平田は22歳、2018年9月の「AbemaTV」の人気企画「格闘代理戦争3rdシーズン」で優勝しONEと契約。19年6月にデビューして以降、5戦全勝(2KO・2一本)と快進撃を続けている。
昨年開催されたONE女子アトム級ワールドグランプリでは準決勝まで進むも、体調不良で欠場。今回が半年ぶりの復帰戦だった。
一方のラズワンはマレーシアの注目株。ここまで7勝2敗の戦績を残していた。