ゴルフのラウンド中に左足首を骨折したピーターこと池畑慎之介（69）が25日、仕事復帰した。左足を特製クッションで覆い、車イス姿で生放送の文化放送「くにまるジャパン 極」（毎週月～金曜、午前9時）にゲスト出演。当初は2月23日にリリースしたニューアルバム「SHINNOSUKE～ひとり唄～」の話題を中心に番組が進行するはずだったが、パーソナリティーの野村邦丸（65）と骨折トークを展開した。

「スタートホールでドライバーショットを打った後、カート道から歩けば良かったのに、そのまま真っ直ぐ段を降りるときに足が滑ってしまったんです。ねん挫だと思ったので18ホール回って、そのまま自分で運転して病院まで行ったけど、『骨折しています』って言われました」

　続いて野村が、「実は僕もバンカーの中でグキッとやったことがあるんです」と告白。すると、池畑はハワイで背中の骨を3本折る命懸けのゴルフをしたことを明かすなど、トークは骨折自慢大会の様相になった。

　池畑は3月10日、静岡県御殿場市のゴルフ場でスタートホールのティーグランド斜面で転倒。痛みに堪えながらラウンドし、55、48の103でホールアウトした。しかし、痛みが引かず病院へ行って精密検査を受けた結果、「左足首の骨がずれていて手術が必要」と診断された。1週間後の17日には都内の病院に入院。18日には左足外側のくるぶしに沿ってチタンプレートを埋め込み、ビス8本で留めるという2時間半に及ぶ手術を受けた。

　22日には退院したが、池畑は「しびれや腫れは残っていて、今もズキンズキンします。1日3回痛み止めを服用し、寝るときには座薬を入れています。自宅でのリハビリは、1日に1時間くらい。チタンプレートとビスを取り除くかどうかは様子を見ながら決めます」と話している。池畑はこの日、TOKYO MX「5時に夢中！」（毎週月～金曜、午後5時）にも生出演した。

　なお、車いすはネットで購入したもので、1万8000円だったという。