直木賞作家の今村翔吾氏、全国47都道府県を感謝の行脚へ「自宅戻らず、100日かけて」
直木賞作家の今村翔吾氏(37)が受賞の御礼を兼ね、日本全国47都道府県を回る「今村翔吾のまつり旅」を企画したことが24日、分かった。今村氏は今年1月、直木賞受賞の会見で「何か子どもたちや若者たちに夢を与えられるような活動をしていきたい。47都道府県を回って書店にも感謝したい。子どもたちに今、何が必要なのか見つめなおす旅をしたい」と語っていたが、5月末から有言実行のプロジェクトがスタート。今村氏は所属事務所の生島企画室を通じて、今の思いを語った。訪問先については、書店、学校、放課後児童クラブ、社会福祉施設などを優先するという。
5月末からのプロジェクト「今村翔吾のまつり旅」
直木賞作家の今村翔吾氏(37)が受賞の御礼を兼ね、日本全国47都道府県を回る「今村翔吾のまつり旅」を企画したことが24日、分かった。今村氏は今年1月、直木賞受賞の会見で「何か子どもたちや若者たちに夢を与えられるような活動をしていきたい。47都道府県を回って書店にも感謝したい。子どもたちに今、何が必要なのか見つめなおす旅をしたい」と語っていたが、5月末から有言実行のプロジェクトがスタート。今村氏は所属事務所の生島企画室を通じて、今の思いを語った。訪問先については、書店、学校、放課後児童クラブ、社会福祉施設などを優先するという。
「全行程を車で、自宅に1度も戻らず、100日ほどかけて、一気に全国を駆け抜けます。その間もワゴン車に机の設置工事を行い、移動中はずっと執筆を行います。『本当にやるのか』とか、『忙しいのに馬鹿だな』といった声が聞こえてきそうですが、その通り、馬鹿なのでしょう(笑)」
プロジェクト名は、信念「文学賞はお祭り」から来るもので、今村氏は自身のツイッターに訪問希望の応募フォームを添付。その上で「このような騒々しい作家がいても良いのではないかと考えています。私にとっての祭りはまだ終わっておらず、むしろ、ここからです。そんな思いを込め、『今村翔吾のまつり旅』とさせていただきました。みなさま、どうぞ遠慮なくお声掛け下さい!!」と呼びかけている。