浜辺美波、ドクターホワイト“その後”特別編は「くすっと笑える」 座長として充実感

「みんなの“ラブ模様”が垣間見える」

 岡崎が演じる晴汝は、脳動脈瘤の持病を抱える難役でもあった。「謎多き少女が近くにいて、命を狙われたり、自分自身も病気を抱えて生きるか死ぬかというシーンもある役柄でした。そんな中でも、ドラマにはほっこりする場面も描かれて、ちゃんと濃淡が付いているストーリーが面白いポイントでした」。キャストが一致団結した撮影現場にも触れ、「チームワークは本当に大事と感じさせていただける、温かい現場に参加できてすごくよかったです」と振り返った。

 白夜の“謎”にかけて共演者に対して気になっていることを聞いてみると、浜辺はすかさず、「はい、紗絵さんです!」。続けて、「ずっと精神が安定しているんです。家で人形とか殴っているかもしれないって、(クレヨンしんちゃんの)ネネちゃんみたいな感じで(笑)。それぐらいじゃないとつじつまが合わないぐらい、常に気持ちを平坦にしているので、どこでストレスを発散しているんだろうと思っています。発散方法が謎です」と、岡崎について語った。すると、岡崎は「そんな感じでもないのですが…。いやでも、お風呂で踊ってますね」とまさかの回答。一同驚きの声を上げた。岡崎が少し恥ずかしそうに、「よく踊ってますが、人形を殴ったりはしてないですよ(笑)」と話すと、浜辺は「あっ、でも、より謎が深まりました」。ドラマの関係そのままに、仲むつまじさが伝わった。

 いよいよ迎える特別編は、いつもとちょっぴりテイストが違うようだ。瀧本は「今までの本編と雰囲気が変わって、みんなの“ラブ模様”が垣間見えて、笑えて、きっと楽しめると思います」と笑顔を浮かべた。岡崎によると、「心温まる感じで、白夜ちゃんを応援する感じがほっこりします」という。高橋は「本編よりラフな感じです。佐久間も成長したね、と思ってもらえるような1話になっていると思っています」と胸を張る。

 最後に浜辺は「最終回までとは打って変わって、CDTチームの和やかな雰囲気や、くすっと笑えるシーンがあって楽しんでいただける内容です」と見どころを語った。

 ◇特別編あらすじ
 将貴(柄本佑)とともに父・海江田(石橋凌)と対峙(たいじ)し、自らの出生の秘密を知り、自由を手に入れた白夜(浜辺美波)。高森総合病院は、院長である真壁(小手伸也)のもと、かつての活気を取り戻し、白夜もCDTで働きながら、亡くなった前院長の巌(石坂浩二)との約束を果たすべく、医者を目指して勉強に励んでいた。

 ある日、夏樹(勝地涼)、仙道(高橋務)、西島(片桐仁)らが、翌日に大学共通テストを控えた白夜に最後の特訓を行うと意気込んでいると、勇気(毎熊克哉)によって命を救われ、再び看護学校に通い始めた晴汝(岡崎紗絵)が、胸の痛みを訴える淳平(宮田俊哉)を連れてやって来る。しかし、晴汝と淳平の雰囲気は、それまでとどこか違っていて…。

トップページに戻る

1 2
あなたの“気になる”を教えてください