浜辺美波、ドクターホワイト“その後”特別編は「くすっと笑える」 座長として充実感

女優の浜辺美波が主演を務めるドラマ「ドクターホワイト」(カンテレ・フジテレビ系)は、28日午後10時15分から特別編が放送となる。注目を集めた最終回の“その後”が描かれる。浜辺、瀧本美織、岡崎紗絵、高橋文哉の4人に、ハートフルな物語を紡いだドラマを振り返ってもらい、特別編への思いを聞いた。

「それ、誤診です!」ポーズを決める(左から)岡崎紗絵、浜辺美波、瀧本美織、高橋文哉【写真:ENCOUNT編集部】
「それ、誤診です!」ポーズを決める(左から)岡崎紗絵、浜辺美波、瀧本美織、高橋文哉【写真:ENCOUNT編集部】

仲良しキャストの撮影現場 岡崎紗絵の“謎”に共演者びっくり

 女優の浜辺美波が主演を務めるドラマ「ドクターホワイト」(カンテレ・フジテレビ系)は、28日午後10時15分から特別編が放送となる。注目を集めた最終回の“その後”が描かれる。浜辺、瀧本美織、岡崎紗絵、高橋文哉の4人に、ハートフルな物語を紡いだドラマを振り返ってもらい、特別編への思いを聞いた。(取材・文=吉原知也)

 本作は、ヒットメーカー・樹林伸氏の同名小説が原作。医師でもないのに豊富な医療知識がある謎の女性・雪村白夜(浜辺)が、患者の症状から正しい病名を判別する“総合診断協議チーム”(CDT)のクセ強めなメンバーたちとともに、患者と向き合っていく診断医療ミステリーだ。21日に衝撃の展開で最終話を迎えた。

 本格ミステリーだけにシリアスなシーンもあったが、撮影現場は和気あいあいでにぎやかだったようで、浜辺は「助監督さんが学校の先生みたいでした。『それでは今から行くんで』みたいな(笑)。言うこと聞かない生徒がいっぱいいるな、と思いました(笑)」と現場の様子を明かした。

 白夜は、岡崎演じる狩岡晴汝らと関わる中で表情や感情を次第に覚えていく役柄だった。座長として走り抜けた本作。浜辺は「本格的な医療ミステリーの雰囲気を崩さず、家族のシーンなどの温かさも相まって、想像以上の物語になったと思います。1話から作り上げてきたみんなの演技が全部いい形で作用していて、白夜の感情をみんなに引き出していただきました。視聴者の方にも最後まで、謎も含めて楽しんでいただけるドラマになったと思います」と、手応えを語った。

 瀧本は、CDTのリーダーで内科医の高森麻里亜を演じる。劇中で麻里亜は、石坂浩二演じる院長で父の巌との死別を経験する。瀧本自身も医師を演じたことで考えを深めたといい、「お芝居ではありますが、お医者さんとして命とたくさん向き合い、生と死が隣り合わせということを改めて実感し、私にとって財産になりました。本当にいま医療で働いていらっしゃる方々にも改めて感謝の思いを感じています。このドラマを演じられてすごくよかったです」。

 若手の研修医・佐久間新平を好演する高橋は、自身初の医療ドラマ出演。「佐久間は周りの皆さんを見て成長していく役柄でした。現場で皆さんとお芝居をさせていただき、僕自身も役と向き合いながら演じていて、すごく楽しかったです。多くの方に愛されるドラマだなと思いました」と話した。

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