【RIZIN】52歳“レジェンド”高阪剛が引退表明、5年ぶり参戦「今回で最後にします」 相手は空手世界一の26歳

格闘技イベント「RIZIN」は23日、都内で会見を行い、「SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)、および「湘南美容クリニック presents RIZIN.35」(4月17日、同)の追加カード発表を行った。

高阪剛【写真:ENCOUNT編集部】
高阪剛【写真:ENCOUNT編集部】

「TRIGGER 3rd」と「RIZIN.35」の追加カード発表

 格闘技イベント「RIZIN」は23日、都内で会見を行い、「SPASHAN HPS presents RIZIN TRIGGER 3rd」(4月16日・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナ)、および「湘南美容クリニック presents RIZIN.35」(4月17日、同)の追加カード発表を行った。

「RIZIN.35」には52歳の大ベテラン・高阪剛が久々の参戦。26歳の上田幹雄と対戦が決まった。

“世界のTK”こと高坂は1993年にリングス入門。98年にUFC初参戦を果たすと、日本人初のUFC定期参戦を実現。日本人ヘビー級の第一人者として君臨した。

 2006年5月のPRIDE無差別級GP1回戦でマーク・ハントに敗れ、現役引退を表明。指導者としてのキャリアを歩み始めたが、15年のRIZIN旗揚げ戦で9年7か月ぶりに復帰。RIZINでは過去1勝2敗。RIZIN参戦は17年大みそかのミルコ・クロコップ戦以来、1543日ぶりとなる。

 対戦相手の上田は26歳。極真空手で2019年に世界大会優勝。昨年MMAへの転向を表明し、話題を集めていた。現在は宮田和幸氏の「BRAVE GYM」でトレーニングを積んでいる。

 高阪は「RIZINの旗揚げの第1試合で試合をした。実況席で見たりもあるし、RIZINという舞台がどんどん成長していく模様を見てきた。コロナ禍での日本人選手の台頭も見てきた。そんな中で自分のファイターの血が抑えきれないというか、最後に1試合、RIZINの舞台で1試合やって、そのあとのRIZINという舞台の支えになれば。今回の試合で最後にします」と引退試合となることを明かした。

 上田は「昨年9月からMMAに転向して、素晴らしい舞台で初戦迎えることになりました。昨年まで極真空手をやっていて、そこでつちかった精神力で戦いたい。高坂さんはレジェンド、胸を借りるつもりで戦って当日は必ず勝ちたい」と意気込みを口にした。

※高阪剛の高の正式表記ははしごだか

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