【鎌倉殿の13人】政子の怒り炸裂「亀の前事件」 頼朝もびっくり「ここまでするか?」
俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。20日放送の第11回では、義時が思いを寄せていた八重(新垣結衣)に、きっぱりとふられて涙を流し、平清盛(松平健)の死も描かれた。源義経(菅田将暉)が兄弟である義円(成河)をだまし、それを頼朝(大泉洋)に知られてしまうなど2人の今後の関係が心配される内容でもあった。気になる27日放送の第12回の見どころを探った。
小栗旬が主人公・北条義時を演じる大河ドラマ、第12回の見どころを探る
俳優の小栗旬が主人公・北条義時を演じるNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(毎週日曜、午後8時)。20日放送の第11回では、義時が思いを寄せていた八重(新垣結衣)に、きっぱりとふられて涙を流し、平清盛(松平健)の死も描かれた。源義経(菅田将暉)が兄弟である義円(成河)をだまし、それを頼朝(大泉洋)に知られてしまうなど2人の今後の関係が心配される内容でもあった。気になる27日放送の第12回の見どころを探った。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、義時から父・伊東祐親(浅野和之)と兄・祐清(竹財輝之助)の死を告げられ、憤る八重。義時は八重をいさめ、源頼朝(大泉洋)から与えられた江間へと八重を送るという。
一方、政子(小池栄子)が懐妊し、頼朝の嫡男誕生への期待が高まる中、比企能員(佐藤二朗)が比企尼(草笛光子)を伴い鎌倉に出仕する展開に。さらに、三善康信(小林隆)から推挙された官僚・大江広元(栗原英雄)らが都から下向し、新たな関係が動き出す流れになるという。
第12回のサブタイトルは「亀の前事件」。頼朝と愛人・亀(江口のりこ)の浮気が政子に知られ、激怒した政子が亀の住む家を破壊した事件。史実によれば、この事件に巻き込まれて処分された人間もいたとされる。第11回の放送後の予告編では、りく(宮沢りえ)が「とがめるべきは夫のふしだら」と語ると、政子が「このままでは腹の虫がおさまりません」と激怒。その後、頼朝の「ここまでするか?」と驚く姿とともに壊された屋敷の映像が映し出された。
公式サイトの予告編では「浮気発覚!」「政子激怒し」「破壊!」という字幕が映し出され、政子の「許せない」という言葉も聞こえた。第12回は、政子の嫉妬という側面から脚本家・三谷幸喜氏のコメディータッチのシーンを期待できそうな気もするが、政子の怒りと権力の大きさも同時に感じ取れる内容となりそうだ。