「SING/シング」初登場1位 「劇場版 呪術廻戦 0」は興収130億円突破で歴代TOP20入り
19日、20日付の映画動員ランキング(興行通信社調べ)が22日に発表され、「SING/シング:ネクストステージ」(東宝東和)が初登場1位を獲得した。
「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」は先週からワンランクダウン
19日、20日付の映画動員ランキング(興行通信社調べ)が22日に発表され、「SING/シング:ネクストステージ」(東宝東和)が初登場1位を獲得した。
「SING/シング:ネクストステージ」は、土日2日間で動員34万人、興収4億4300万円をあげた。初日から21日までの4日間の累計では動員61万8000人、興収7億9000万円をあげる好スタートを切った。本作は、「ミニオンズ」「ペット」などのヒット作を生み出してきたイルミネーション・エンターテインメントが手掛け、最終興収51億円を超える大ヒットとなったミュージカルアニメ「SING/シング」の続編となる。声の出演は、マシュー・マコノヒー、トリー・ケリー、スカーレット・ヨハンソンらおなじみのメンバーに加え、新たにU2のボノ、ホールジーらが参加。日本語吹替版でも内村光良、MISIA、長澤まさみらが続投。新キャストとしてジェシー(SixTONES)、BiSHのアイナ・ジ・エンドらが出演。監督は前作に引き続きガース・ジェニングスが務めている。
2週連続で首位を守っていた「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021」(東宝)は、土日2日間で動員19万3000人、興収2億3600万円をあげ、ワンランクダウンの2位となった。累計では動員109万人、興収13億円を突破した。土日2日間で動員15万2000人、興収2億200万円をあげた「余命10年」(ワーナー)もワンランクダウンの3位。累計では動員124万人を突破、興収は間もなく16億円に達している。
そのほかの新作では、6位に「KAPPEI カッペイ」(東宝)が初登場。「デトロイト・メタル・シティ」の若杉公徳による伝説のギャグ漫画を、「海猿」シリーズで座長を務めた伊藤英明の主演で実写映画化。上白石萌歌、西畑大吾(なにわ男子)らが出演している。「64-ロクヨン-前編/後編」など数多くの大ヒット作をプロデュースしてきた平野隆が、今作で初めて監督を務めている。
7位にも新作「映画おしりたんてい シリアーティ」(東映)が初登場。累計発行部数900万部を超えるトロル原作の大ヒット児童書シリーズ「おしりたんてい」の4作目となる劇場版。声の出演は三瓶由布子、齋藤彩夏、福山雅治ほか。監督は門由利子が務める。
既存作品では、先週3位でスタートを切った4位の「THE BATMAN-ザ・バットマン-」(ワーナー)が累計で動員51万人、興収8億円を突破。13週目を迎えてなお5位にランクインしている「劇場版 呪術廻戦 0」(東宝)は、動員928万人、興収130億円を突破。歴代興収ランキングでTOP20入りを果たしている。