【BreakingDown】“アウトローのカリスマ”瓜田純士、こめおに鉄拳制裁「落ちこぼれの代弁者でありたい」

“アウトローのカリスマ”瓜田純士と、“少刑”上がりのこめおの対決は瓜田に軍配が上がった。

血を流しながらも言葉をつむぐ瓜田純士【写真:ENCOUNT編集部】
血を流しながらも言葉をつむぐ瓜田純士【写真:ENCOUNT編集部】

「BreakingDown」第4回大会 第10試合

1分間で最強を決める格闘技イベント「BreakingDown」第4回大会(2022年3月21日)第10試合(ライト級スペシャルワンマッチ 71キロ以下)

“アウトローのカリスマ”瓜田純士と、“少刑”上がりのこめおの対決は瓜田に軍配が上がった。

 こめおは魂の右フックを振り続けたが、攻撃はほぼこの右のみ。それでも瓜田の左目からは血が流れていた。善戦はしたが結果は判定負け。悔しさをあらわにリングを降りた。

 一方の瓜田は序盤から距離をつめ、正確に打撃を当てていた。嫌がったこめおが思わず、背を向けるシーンもあった。

 夜も眠らぬ街である東京・歌舞伎町出身の瓜田。「THE OUTSIDER」にも出場経験のある地下格闘技界のレジェンドだ。「BreakingDown」第2回大会に出場し、勝利した経験もある。

 一方のこめおは、今大会で最も注目を集めているファイターだった。川越少年刑務所に4年半の収監経験があり、オーディションでは後藤祐樹に対し「川越少刑(少年刑務所)にいたとき、僕も川越少刑にいた。またいじめてやろうかなと」と噛みついていた。

 公開計量では身長の高い瓜田と近距離でにらみ合い、まさに一触即発。会見場は緊張感に包まれていた。

 見事にこめおの挑戦を退けた瓜田は「未來ありがとう。距離がわからなくて思ったよりやつができた。判定きかされる間、きわどいのもらったなと思った。けんかだったら敵に背中をみせたら負けなんで勝ったなと思っています。これからもオーディションにくるような落ちこぼれの代弁者でありたいと思います」と締めた。

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