女優の浜辺美波が主演を務めるカンテレ月曜ドラマ「ドクターホワイト」（午後10時）が21日に最終回を迎える。

（以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　同作は、謎だらけの女性と“クセもの医者たち”が織りなす一話完結の医療ドラマ。浜辺演じる雪村白夜は、記憶喪失で社会性が皆無にもかかわらず、天才的な診断能力を持つナゾの女性。医療ジャーナリストで月刊「メディカルサーチ」の記者・狩岡将貴（柄本佑）に助けられた白夜は、運ばれた高森総合病院で豊富な医療知識を披露し、現役医師の誤診すら見抜いてしまう。

　院長の高森巌（石坂浩二）は、各科の枠を超えて正しい病名を協議する総合診断協議チーム「CDT」の発足を決意し、白夜をメンバーに加えた。院長の娘で内科医の高森麻里亜（瀧本美織）がリーダーに就任し、将貴は白夜のサポート役を務める。さらに精神科医・西島耕助（片桐仁）、元外科医で現皮膚科医の夏樹拓実（勝地涼）、脳外科医・仙道直樹（高橋努）、研修医・佐久間新平（高橋文哉）が加わった。

　14日に放送された第9話で物語は最終章に突入。将貴の妹・晴汝（岡崎紗絵）の脳動脈瘤が破れ一刻の猶予も許されない状態に。そんな中、麻里亜の兄で横領の罪を着せられ逃亡中の外科医・高森勇気（毎熊克哉）が、警察の目をかいくぐり手術室へやって来た。また実業家の海江田国男（石橋凌）の娘が難病を患っており、白夜と同じ2000万人に1人しかいない希少血液「Rh null」の持ち主であることが明らかになった。

　手術室にたどり着いた勇気に晴汝の命を託した将貴は、一連の騒動に決着をつけるため、白夜と共に海江田のもとへ向かう。真相を解く最大のカギは、難病を患っている海江田の娘・沢木朝絵。自分の正体を知りたいと願う白夜を連れた将貴は、ある作戦に打って出る。

　予告動画では、白夜が「この命を犠牲にする。それが私の運命」「この命で助けたいです」と語る場面が。SNS上では「白夜がどうなるかどきどき」「最後は白夜の笑顔で終わってほしい」「晴汝さんも白夜も幸せになってほしい」といった声が挙がっている。晴汝の命は助かるのか。白夜は一体何者なのか。最終回も要チェックだ。