生島ヒロシ次男で俳優の生島翔、京大大学院の研究員に テーマは「芸術まちづくり」
フリーアナウンサー生島ヒロシ(71)の次男で、ダンサー兼俳優の生島翔(36)が、4月1日から京都大大学院工学研究科都市社会工学専攻の研究員になることが21日、分かった。
4月1日から工学研究科都市社会工学専攻の研究員に
フリーアナウンサー生島ヒロシ(71)の次男で、ダンサー兼俳優の生島翔(36)が、4月1日から京都大大学院工学研究科都市社会工学専攻の研究員になることが21日、分かった。
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合格証を手にした生島翔は「合格できるかどうか不安だったので、『ヤッター!』という感じでした」喜びを表現した。掲げる研究テーマは、「芸術まちづくりに関する実証的実践的研究」で、「地域活性化と芸術文化、エンターテインメントをつなげるといった内容を勉強するんですが、実践を用いたアクションリサーチを論文にまとめていきます」と意欲的だ。
京大の大学院を目指したきっかけは、米国人女性ジャネット・サディク=カーン氏との出会いだった。60代に入ったサディク=カーンさんは、米都市交通担当官協会(NACTO)理事長で、2007~13年には、ニューヨーク市交通局長を勤めた。タイムズスクエアの歩行者空間化や400マイルにも及ぶ自転車レーンの敷設延長など多数のプロジェクトを手がけ、ニューヨーク市における公共空間の創出に改革を起こしたことで、「ニューヨークを変えた女性」とも称されていた。
19年春にサディク=カーン氏は来日。生島が特別研究員を務めたIATSS(国際交通安全学会)のシンポジウムに同氏に参加したことで大きな影響を受けたという。
「交通のことは何も分からず、僕が言いたいことを英語でしゃべっていたら、すごく気に入られました。会合が終わった後のご飯にも誘われ、携帯番号を聞かれたりもしたんです。そして、『IATSSにも若い風を入れなさい』ということになって、IATSSのメンバーでもある藤井聡京都大学大学院工学研究科教授の元で本格的に勉強したいと思いました」
生島翔の向学心は増すばかりで、「1年で下地を作り、3~5年で博士号を取れるように努力、精進します。もちろん、芸能活動も頑張ります」と話している。