宮脇咲良、24歳誕生日をファン祝福 BTS妹分として再デビューに韓国メディア注目「競争熾烈に」
新ガールズグループのコンセプトにも注目
気になるのはどんなガールズグループになるのか、だ。傘下の9人組ガールズグループ・fromis_9(プロミスナイン)はもともとHYBEが買収したPLEDISエンターテインメント所属であり、HYBEはデビューに関わっていない。また、19年7月にBig Hit Entertainment(現HYBE)に買収されたSOURCE MUSICには6人組ガールズグループ・GFRIENDが所属していたが、21年5月に活動を終了している。従って宮脇が所属する新グループはHYBEとSOURCE MUSICが協力してデビューさせる初のガールズグループとなるのだ。
「HYBEは元SM取締役のミン・ヒジン氏をCBO(Chief Brand Officer)に迎えました。彼女はSHINeeやEXOなどのほか少女時代、Red Velvetなども手掛けており、HYBEの新ガールズグループのデビューについても時折発言しています。宮脇が所属する予定の新グループも彼女が関わることでコンセプトが固まっていくでしょう」(音楽ライター)
HYBE側が宮脇に寄せる期待は当然ながら、日本の音楽マーケットへの影響力だ。宮脇はIZ*ONE時代に多くのファンを獲得しているため、日本的アイドルのニュアンスを合わせ持ったIZ*ONEのコンセプトを多少なりとも引き継ぐことも考えられるが、宮脇は24歳を迎えたことから大人の魅力とガールクラッシュ度、双方のバランスを追求したコンセプトになる可能性もある。
韓国ではここ1、2年、大型ガールズグループのデビューが続いている。SMからは20年11月にaespa(エスパ)、スターシップからは昨年12月にIZ*ONE出身のチャン・ウォニョンとアン・ユジンが参加したIVE(アイヴ)、JYPからは今年2月にNMIXX(エンミックス)がローンチした。宮脇が参加する新ガールズグループの参戦に韓国メディアは「ガールズグループの競争が熾烈になる展望だ」(19日付「スターニュース」電子版)と注目している。宮脇が参加する新グループは、今や世界的グループに成長したBTSの“妹分”という呼び名にふさわしい強烈な個性を持ったものとなるだろう。