5000人超のオーディションでGP 新進気鋭の26歳・平井亜門は三重弁を話す明るいキャラ
バイト先からも絶大な信頼「僕は人当たりがいいのが取り柄なんです(笑)」
“先輩”はアルバイト先でも明るく振る舞うイマドキの大学生といった感じだが、「僕はバイト経験がそんなにないんです。高校のときに某ローソンで働いたことあるんですけど、研修中2、3日目に学校の先生に見つかって、すぐにやめたんです。卒業してからも同じ某ローソンで働いたんですけど、今の事務所に入るのが決まって、心の余裕がなくなったので、やめてしまった。だから、人生で3か月くらいしかバイトしたことないんですよね。ただ、『接客めっちゃいい、平井くんの接客を見習え』と言われるくらい信頼されていたんですよ。僕は人当たりがいいのが取り柄なんです(笑)」。
今回は大学生役だったが、高校生役は30歳まではやりたいという。「だから健康維持には気を遣っています。今は16時間断食をやっています。16時間といっても、睡眠8時間を挟んでもいいので、意外と楽勝なんです。胃を休ませることもできるし、この空腹感が効いているって感じがします。自己満かもしれないけど。体のだるさもなくなったので、いいですよ。自炊もしているので、添加物的なものはなるたけ排除して、タンパク質を取るようにしています。節約にもなるし、一石二鳥どころか、何鳥にもなっています」。
今後は俳優だけではなく、趣味の音楽やモデル業も手広くやっていきたいという。「エンタメはここ5年10年、移り変わりがすごい激しいなと思うので、どこに行っても対応できるような人間になりたいと思うんです。芸人さんを見ても、人を楽しませる意識のある人って、メインの以外のお仕事でも闘っていけるじゃないですか。僕も、そんな人間的魅力を広げたいなと思っています」。平井の言葉には、イマドキの若手俳優らしい危機感も見え隠れしていた。
□平井亜門(ひらい・あもん)1995年9月28日、三重県出身。「smartモデルオーディション2017」でグランプリを受賞後、モデル・俳優として活動。主な映画出演作品に、「PとJK」(2017)、「セブンティーン、北斗夏」(17)、「36.8℃」(18)、「左様なら」(19)、「アルプススタンドのはしの方」(20)、「うみべの女の子」(21)がある。