「TVerアワード2021」が発表 ドラマ大賞「最愛」、バラエティ大賞は「水ダウ」に決定

民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」は、18日、「TVerアワード2021」を発表しまた。ドラマ大賞は吉高由里子主演の「最愛」(TBS)、バラエティ大賞は「水曜日のダウンタウン」(TBS)が受賞した。

TVerアワード・ドラマ大賞は「最愛」
TVerアワード・ドラマ大賞は「最愛」

TVerアワード感謝状は千鳥に

 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」は、18日、「TVerアワード2021」を発表しまた。ドラマ大賞は吉高由里子主演の「最愛」(TBS)、バラエティ大賞は「水曜日のダウンタウン」(TBS)が受賞した。

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 TVerアワードとは、多くのユーザーに愛され、TVerの発展に寄与した番組を称える目的で2020年に設立された表彰。今回の「TVerアワード2021」では、21年の1年間を通して最も再生された番組をはじめ、各賞にて表彰する。

 ドラマ大賞には吉高主演の「最愛」が選出された。21年にTVerで配信されたドラマ作品のうち、最も再生数が多く、総再生数は2280万回となる。

 吉高は、「ドラマが終わって3か月くらいたつのですが、今でも反響がある息の長いドラマだと感じています。いろいろな賞をいただくなど『最愛』というドラマを残せたことがうれしいです」と喜び、再生数について、「実感が全然わかないのですが、YouTubeで100万回再生がすごいと言われることを考えると、余計分からなくなるくらい膨大な数字なのかなと思います」と驚いた。

 作中での印象深いシーンについては、「岐阜の壮大な景色の中をチャリで爆走する1話のシーンです。33歳で制服を着て自転車で田舎道をダッシュしながら『これで見納めであってくれ、おねがい!』って思いながら自転車こいでいました(笑)」と笑顔。「最初、『最愛』のストーリーはまったく違うもので、0を1にして、10にして100にして完成させて、こんなにたくさんの方々に見てもらうことができて、大きな賞もいただきました。初めてこのような作品を目の当たりにして、すごく貴重な経験ができたと思います。自分自身よりも自分の子どもが褒められているような感覚で、当事者でもあるけど、客観的にも見られるような作品になりました」と同作への思いを口にした。

 また、新井順子プロデューサーは、「『最愛』は、毎週金曜日が待ち遠しくなる作品にしたいとスタートした作品です。スタッフキャスト全員でアイデアをひねり出し、濃密で繊細な物語を紡ぐことができました。そんな作品が多くの方に届いて、中には一度だけでなく何度も何度も繰り返し見ていただいた方もいて、たくさんの愛を頂いたような気持ちです。TVerアワードの大賞を受賞できることになったのは、間違いなく『最愛』を愛してエールを送って頂いた視聴者の皆さまのおかげです。心から感謝しております。これからも、皆さんの記憶に残る作品になればうれしく思います」とコメントした。

 バラエティー大賞は「水曜日のダウンタウン」が受賞。総再生回数2382万回を記録し、中でも10月20日に放送・配信された「『ラヴィット!』の女性ゲストを大喜利芸人たちが遠隔操作」の回が再生数1位となった。

 総合演出の藤井健太郎氏は「昨年は『ロンドンハーツ』が1位だったと伺いました。さては、TVerアワードとは現代の『PTAが選ぶ子どもに見せたくない番組』なのではないでしょうか? 毒にも薬にもならない番組ではなく、誰かには毛嫌いされても誰かには強烈に求められる……そういう番組を見てテレビに憧れ、そういう番組を目指して番組制作を行ってまいりました。この度はありがとうございました」と喜びの声を寄せた。

 その他、特別賞には「ロンドンハーツ」(テレビ朝日)、「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!」(TBS)、「相席食堂」(ABCテレビ)、「かまいたちの掟」(TSKさんいん中央テレビ)が選ばれ、TVerアワード感謝状が、お笑いコンビ「千鳥」に贈られた。

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