元「Dream5」日比美思が男をたぶらかす魔性の女「衣装とメイクの力に助けられた」
女優の日比美思(23)がdTVオリジナルドラマ「liar~すれ違う恋~」(3月9日から配信中)で魔性のヒロイン役を演じている。同ドラマは佐藤大樹&見上愛主演の「liar」(MBS/TBSドラマイズム枠)のスピンオフ。日比はバーに繰り出し、理想の男性を探し求めるナオ役を演じた。
日比美思インタビュー、dTVオリジナルドラマ「liar~すれ違う恋~」でヒロイン役
女優の日比美思(23)がdTVオリジナルドラマ「liar~すれ違う恋~」(3月9日から配信中)で魔性のヒロイン役を演じている。同ドラマは佐藤大樹&見上愛主演の「liar」(MBS/TBSドラマイズム枠)のスピンオフ。日比はバーに繰り出し、理想の男性を探し求めるナオ役を演じた。(取材・文=平辻哲也)
5人組ダンス&ボーカルグループ「Dream5」のボーカルメンバーとして活躍し、16年の活動終了後、女優業を本格化させている日比。芸能界でのキャリアは長いが、どこかに初々しさを持つ清純派の23歳だ。
地上波ドラマ「liar」は第1話の放送後はツイッターでトレンド入りを果たし、TVerでは視聴ランキング1位を獲得した話題作。そのスピンオフ「liar~すれ違う恋~」は主演のイチと見沙緒が別れる空白の4年間にスポットを当て、2人の上司・出野(古川雄輝)を主人公にしたもの。日比は財閥の令嬢ナオ役で、家の跡取り探しの見合いまでの数日間に、本気の出会いをしてみようとバーに出かけるうちに、出野とめぐり合う……。
「ナオは何の不自由もない暮らしをしているお嬢様なんですけど、あることが理由で夜な夜なバーに行き、男の人を探して、ターゲットを見つけては落として、その男の人の手からすり抜けていくんです。台本の中では猫のような女って。実際は運命の相手を探していて、ある意味とても純粋な女の子だなと思います」
魔性を身にまとったヒロイン役。自身との共通点はあったのか。
「最初に台本を読んだときは全くないなと思ったんですね。私はどうしても気が弱いところがあるのですが、ナオは本当にお嬢様。『かわいいね』と育てられて、自信がすごくある女の子。最初に衣装合わせをしたとき、監督(熊坂出)にも『すごい人だなと思いました』って正直に言ってしまいました。監督は、『非日常の物語のように書かれているけど、実際自分の身にも起こり得ることだと思って読んでみてほしい』とおっしゃっていただいたことがヒントになりました。今、両親は芸能の仕事を応援してくれているけど、それがなかったら、ナオと状況は一緒なのかもしれないなと親近感を感じて、そこから監督と一緒に作っていきました」