玉城ティナ、連ドラ主演インタビュー「もがいていた高校時代が蘇ってくる」

高校時代を振り返った玉城ティナ【写真:山口比佐夫】
高校時代を振り返った玉城ティナ【写真:山口比佐夫】

短いスカートをはいて、原宿にプリクラを撮りに…上京して、もがいた高校時代

――高校生を演じると、自身の高校生活を思い出したりはしますか?

「高校時代のことは思い出すのが恥ずかしいです(笑)。本当に短いスカートをはいて、原宿にプリクラを撮りに行っていました。(沖縄から)上京して、環境が違う中、もがいていたこともありますし、いろいろ蘇ってくることはありますね」

――撮影はいかがでしたか?

「学校以外のシーンがなく、学校やその周辺で撮っていました。秩父で泊まり込みです。1日の中で、1話を撮って3話を撮ってという感じでやっていたので、美月の心境や話のつながりを確認しながらやっていました。(百合子役の)岡本さんとは年が一つしか変わらないんですけど、すごくしっかりされていました。合間には、お茶会をしていたり、2人でゆるっとしていました(笑)」

――昨年は映画「チワワちゃん」「Diner ダイナー」「惡の華」「地獄少女」に出演し、高い評価を得ましたね。

「本当に正解はないんだなと改めて思いましたし、脚本や監督で見え方って違うと思いました。そういう色々な監督や脚本家の方とご一緒して、自分の知らなかった引き出しを開けてもらえるのは、改めて面白いなと思いました。より意欲的になりました」

――ドラマへの出演はいかがでしたか?

「15歳の時に初めて出た映像作品が犬童(一心)監督の深夜ドラマだったんです。寒い中、椅子に縛られたりバズーカ砲を浴びたりしたので、女優はこういうことをしないといけないんだ、辛いなと(笑)。15歳でしたから、自分が幼すぎたので、もう映像なんか、やりたくないと思ったんです。でも、また犬童さんから学んだことも思い出しながら、こうやって、連続ドラマの主演をさせていただけるのは本当に嬉しく思います」

次のページへ (3/4) 「ティナ」に感謝
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