女優の高畑充希が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ「ムチャブリ！わたしが社長になるなんて」（午後10時）が16日に最終回を迎える。

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（※以下、ドラマの内容に関する記述があります）

　同作は、高畑演じる出世欲のない30歳OL・高梨雛子が、社長のムチャブリにより子会社の社長に就任してしまったことから始まるお仕事エンターテインメント。「株式会社リレーション・ゲート」の若きカリスマ社長・浅海寛人（松田翔太）の秘書として働いていた雛子は、年号を「平成」から「令和」に書き換えただけの数年前に提出した企画書が採用されてしまう。その結果、浅海から子会社「株式会社リレーション・フーズ」の社長に指名されてしまい、老舗フレンチレストランのリニューアルを命じられた。雛子はナマイキな部下・大牙涼（志尊淳）らと協力し、リニューアルオープンしたカジュアルフレンチレストラン「プチボナール」を運営する。

　これまで9話にわたって、社長業や恋に奮闘する雛子の様子が描かれてきた同作。9日に放送された第9話では、「リレーション・ゲート」の社長を退任させられた浅海が雛子の自宅にかくまわれた。雛子との共同生活に安らぎを覚える浅海。しかし浅海への恋心を抑えた雛子は浅海を一喝し、再起するよう訴える。その言葉に心動かされた浅海は、雛子の部屋を出て行った。一方、雛子に告白した大牙は浅海への気持ちを感じ取り、身を引くことを伝えた。

　最終回となる第10話では、新たに「リレーション・ゲート」の社長となった葛原啓次郎（坪倉由幸）が、「リレーション・フーズ」の解散を決定。社員のために奔走する雛子が会社を辞める覚悟だと察した大牙は、「リレーション・フーズ」を本社から買い取ろうと決意する。そこに、ライバル「野上フーズ」の野上豪（笠松将）が現れた。なんと野上は「野上フーズ」を退社しており、雛子の熱意に敬意を表し、銀行や投資家を紹介すると申し出た。しかし葛原はすでに「リレーション・フーズ」の売却先を決定済。解散を覚悟する雛子たちの前に、思いがけない人物から連絡が入り……。

　予告動画には、大牙が雛子に「あなたとただの上司と部下に戻っても、仕事のときに隣にいるのは俺だって思ってたんだよ」と訴える場面も。さらに浅海は「君と一緒に生きていきたい」と伝えている。

　これまで浅海と大牙の間で揺れ動いてきた雛子。SNS上では「どっちにつくか全然わかんない!!」「浅海社長と大牙くんのどちらと結ばれるのか……」「絶対にどっちも手放すパターンで泣いている」とヤキモキする声が。ネット上では“大牙派”が多く見られ、「お願いだから大牙がいい」「ホントにあきらめないで！大牙ルートで終わってください」といった願望も多く寄せられている。最終回で雛子は浅海ルートと大牙ルートのどちらを選ぶのか。「リレーション・フーズ」の運命は？