中居正広、最初にお笑いにハマったのは「ドリフ」 新しい形の漫才ドキュメンタリーでMC

NHKで21日に放送されるドキュメンタリー番組「笑いの正体」のMCを、タレントの中居正広が担当すると発表された。この番組は、日本における笑いの歴史を振り返りながら、芸人たちの素顔を探る内容となる。

中居正広がNHK「笑いの正体」でMCに就任だ【写真:(C)NHK】
中居正広がNHK「笑いの正体」でMCに就任だ【写真:(C)NHK】

スタジオゲスト提案で異例の収録日変更も NHKの新たなドキュメンタリー

 NHKで21日に放送されるドキュメンタリー番組「笑いの正体」のMCを、タレントの中居正広が担当すると発表された。この番組は、日本における笑いの歴史を振り返りながら、芸人たちの素顔を探る内容となる。

 中居と共にスタジオで笑いの歴史をひも解くのは、お笑いタレントの劇団ひとり、ケンドーコバヤシ、タレントの松嶋尚美で、VTRではお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志やかまいたち、霜降り明星の粗品らが登場する。

 テーマは「漫才」となり、多くの証言を基にしてその魅力に迫っていく。今回、番組の放送に合わせて中居がインタビューに答え見どころを明かした。

 番組について、「いま収録を終えてみて、手応えを感じることのできた番組となりました」と明かし、「これまで何本かあったのですが…、自分が出演していても取材でPRするのがつらい作品もありました(笑)。今回は、本当に気持ち良く皆さんに見てくださいと言えます」と説明した。

 これまで、多くの芸人と共演してきた中居は、最初にお笑いにハマったのは小学生時代だと話し、「テレビに向かって初めて声を出して笑ったのがドリフターズです。それまでテレビは野球やアニメしか見ていなかったんです。小学校1年生くらいの時にドリフのコントを見て、腹を抱えて笑ったのを覚えています」と話した。

 また、松本をはじめとする人気の芸人が登場するVTRについては、「非常に興味深く、スタジオで皆さんの話を吸い込まれるようにして見てしまいました」と明かした。今回の番組制作に関して、「本当は1週間くらい前に行う収録だったんです。でも、打ち合わせをしていく中で、初めは自分ひとりでの出演だったのですが、スタジオにゲストを入れたほうが良いのではないかと思いスタッフと相談しました。1回目の収録では土台を作るのが大切になるので、いろいろと調整して異例なのですが収録日を変更したんです。粘って作れたので、そういった意味でも非常に手応えを感じました」と語った。

 さらに番組に関しては、「今後は笑いをもっと細分化させて紹介できるようになっていくと面白いのかなと思っています」と、続編に向けて前向きな発言をしてインタビューを締めくくった。

 中居が出演する「笑いの正体」は、NHK総合で21日午後6時5分からの放送となる。

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