小芝風花、主演ドラマ撮影で芋焼酎にハマる 鹿児島ロケで実感「全然味が違いました」
女優の小芝風花が主演を務めるドラマ「この花咲くや」が、NHK BSプレミアムで16日に放送される。ドラマは鹿児島を舞台に、郷土料理を始めとし、ふんだんに“鹿児島”要素を盛り込んでおり、日々噴煙を上げる活火山・桜島と隣合わせの地域に住む人々の営みや、その胸の内に迫る内容となっている。小芝は生まれも育ちも鹿児島で、地元の不動産会社に勤める主人公・坂元知花を演じる。今回、撮影を終えた小芝が、特別にドラマの見どころをインタビューで語った。
小芝風花がドラマ「この花咲くや」の魅力を語る
女優の小芝風花が主演を務めるドラマ「この花咲くや」が、NHK BSプレミアムで16日に放送される。ドラマは鹿児島を舞台に、郷土料理を始めとし、ふんだんに“鹿児島”要素を盛り込んでおり、日々噴煙を上げる活火山・桜島と隣合わせの地域に住む人々の営みや、その胸の内に迫る内容となっている。小芝は生まれも育ちも鹿児島で、地元の不動産会社に勤める主人公・坂元知花を演じる。今回、撮影を終えた小芝が、特別にドラマの見どころをインタビューで語った。
ストーリーは、仕事や恋人との関係がうまくいかず、もやもやとした日々を過ごしている知花を中心に描かれる。そんな知花の前に、鹿児島で部屋を探す吉岡秀隆が演じる津村幸次郎が現れ、なぜか「桜島が見えない家」をリクエストする。奇妙な2人の家探しを通して、鹿児島の魅力を見つけ出すドラマとなっている。
今回、撮影で初めて鹿児島に行き、桜島を見たという小芝は、「とにかく、その大きさに驚きました。桜島との距離がすごく近くて、目の前にあるような迫力を感じました」と明かした。
共演した吉岡については、「すごく柔らかい雰囲気で現場が和やかになりました。でも、演技をするときは役柄に対してストイックで、監督と言葉のニュアンスや表情などをしっかりと確認されているのが印象的で、すごく勉強になりました」と語った。
担当した主人公の知花については、「みんな、なかなか癒えない傷や後悔していることがあると思うんです。でも、四六時中そのことに悩んでいるわけではなく、仕事したり遊んだりしているときは忘れている。そういう人間のリアルな部分を、知花を通して表現したいと思って演じました」と説明。また、鹿児島の方言をドラマの中で使ったことについて、「感情的になるシーンでは、イントネーションを調整するのがすごく難しかったです。今回は、方言指導の先生が男性と女性、あと自分と年齢の近い若い女性に担当していただきました。年代によって微妙に方言も違うので、特に年齢の近い先生と調整をしながら進めていきました」と撮影裏話を披露した。
ロケ地となった鹿児島の魅力については、「芋焼酎がすごくおいしかったです。東京で飲むのと鹿児島で飲むのでは全然味が違いました。きっと郷土料理を食べながら飲んだので、よりおいしく感じたんだと思います。今回の撮影で芋焼酎にはまっちゃいました」と笑いながら明かした。
最後に、ドラマの見どころとして「なかなか前に進めない人たちが、時間をかけながらしっかりと一歩を踏み出そうとするドラマになっています。みなさんに優しく寄りそってくれる作品になっていると思います。また、鹿児島の魅力もたくさん詰まっているので、ぜひたくさんの方に楽しんでもらいたいと思います」と話した。
ドラマ「この花咲くや」は、NHK BSプレミアムで16日午後10時から放送。