「浦沢直樹の漫勉neo」文化庁メディア芸術祭賞を受賞 漫画家の“仕事場”に密着

NHK Eテレのドキュメンタリー番組「浦沢直樹の漫勉neo」が、第25回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門で大賞を受賞した。

2021年6月放送の第9回では安彦良和(右)が出演した
2021年6月放送の第9回では安彦良和(右)が出演した

新シーズンでは渡辺航、青池保子、新井英樹が出演

 NHK Eテレのドキュメンタリー番組「浦沢直樹の漫勉neo」が、第25回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門で大賞を受賞した。

「浦沢直樹の漫勉neo」は、NHKエンタープライズが制作し、日本を代表する漫画家・浦沢直樹が漫画家たちの創作の秘密に迫るドキュメンタリー。2014年に「浦沢直樹の漫勉」として放送され、20年に「浦沢直樹の漫勉neo」として再始動した。

 普段は担当編集者ですら立ち入ることができない漫画家たちの仕事場に密着し、複数台のリモートカメラを用いて「マンガ誕生」の瞬間をとらえる。その貴重な映像を見ながら作者と対談。浦沢直樹がプロの漫画家の視点で切り込んでいく。

「浦沢直樹の漫勉neo」ではこれまでに、ちばてつや、さいとう・たかを、安彦良和など漫画界のレジェンドが出演しているほか、22年3月放送の新シーズンでは代表作「弱虫ペダル」の渡辺航、「エロイカより愛をこめて」の青池保子、「宮本から君へ」の新井英樹が出演する。

次のページへ (2/2) 【写真】普段は見ることのできない仕事場に密着…安彦良和と新井英樹が漫画を描く姿
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