【ゴシップ】第10話 仁和の“裏の顔”が明らかに 「クスノキ出版」はどうなる?

女優の黒木華が主演を務めるフジテレビ系木曜ドラマ「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」(午後10時)の第10話が10日に放送された。

仁和正樹を演じる安藤政信【写真:(C)フジテレビ】
仁和正樹を演じる安藤政信【写真:(C)フジテレビ】

報われない根津の思いに反響「根津くんの愛よ、泣ける」

 女優の黒木華が主演を務めるフジテレビ系木曜ドラマ「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」(午後10時)の第10話が10日に放送された。

誰もがアッと驚く夢のタッグ…キャプテン翼とアノ人気ゲームのコラボが実現

(以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 同作は、大手出版社「クスノキ出版」が運営するニュースサイト「カンフルNEWS」の編集部員たちの姿を描いた完全オリジナル社会派“風”お仕事エンターテインメント。黒木演じる瀬古凛々子(せこ・りりこ)が、“コタツ記事”ばかり発信している「カンフルNEWS」の編集長となり、「月間5000万PV」を目指して立て直しを図る。編集部には根津道春(溝端淳平)、下馬蹴人(野村周平)、椛谷静司(野間口徹)、一本真琴(石井杏奈)の記者が在籍している。

 今回は、凛々子が慕う執行役員の仁和正樹(安藤政信)の“裏の顔”が明らかとなった。仁和は目標の月間5000万PVを達成した凛々子に、「少し息抜きでもしたらどうだ」と提案。凛々子は「私はもう必要ないということでしょうか」と、なすべきことを見失う。

 しかし仁和は、凛々子に新たに二つの取材を命じる。一つは「永鳥社」が主催する「永鳥新人文学賞」で、出来レースがあったのではという疑惑。大賞を受賞したのは元タレントの安藤トモ。安藤の所属事務所の社長・阿万野久二夫(津村和幸)から、受賞者の決定権を持つ審査委員長の結城玄(河野達郎)に賄賂が渡された可能性があるという。もう一つは、IT企業「インターネオ」で、ある社員が就活詐欺行為を働いていたという疑惑だった。仁和からの依頼に気力を取り戻した凛々子の指示のもと、二つのネタを徹底的に取材する編集部。しかし仁和は、インターネオのクスノキ出版吸収合併を円滑に進めるため、凛々子たちにわざと取材させていたのだった。就活詐欺ネタは仁和の指示で掲載できなくなった。

 仁和の素顔にSNS上では「ずっとずっと騙されてた」「仁和さんは悪者か~。利用するだけ利用するってこと?」とショックを受ける声が。また、凛々子にかなわない思いを寄せる根津に対しても、同情の声が集まった。

 凛々子は出来レース疑惑の取材を行う中で、結城の妻・美波(鈴木砂羽)に話を聞く。美波は仁和の元妻で、仁和はその事実を凛々子に伝えていなかった。美波から「あなたって、本当に健気な人ね。仁和のことが好きだった昔の私みたい」「仁和を信じすぎないで。あの人はとてもこわい人よ」と忠告され、複雑な思いを抱く凛々子。美波は結城のある秘密を守るため、一部の記事の掲載をしないように懇願。「あなたにも愛する人がいるでしょう」と凛々子に尋ねた。

 仁和の元妻と対峙する凛々子を見た根津は、取材を代わればよかったと後悔する。なぜ自分を気遣うのか尋ねる凛々子に、「同期だから」と気持ちを隠す根津。凛々子は「愛する」という言葉を辞書で引き、「仁和さんは、どれも当てはまりそうで、どれも当てはまらない……」と呟く。根津は「そこ(辞書)にお前の気持ちは載っていない」「お前は仁和さんのことが好きなんだよ」と指摘する。

 自分の気持ちを抑えながら凛々子に寄り添う根津に、「根津くんの愛よ、泣ける」「(同期だからではなく)好きだからって言え!!」「根津、報われないなぁ」と同情の声が集まった。次回はいよいよ最終回。クスノキ出版は吸収合併されるのか。凛々子は仁和にどう向き合うのか。要チェックだ。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください