RIZIN2連敗の平本蓮にプロレスラー・奥田啓介が挑戦状 焚き付けたのは青木真也だった

“美しきドブネズミ”平本蓮が鈴木千裕に敗れてから、2日が経過。その間、一人の男が平本に対戦表明した。ドラゴンゲートに専属フリーとして参戦しながら“他流試合”にも果敢に挑んでいく、昔ながらのプロレスラー、“Mr.危険地帯”奥田啓介である。なぜ奥田は平本の名前を出したのか。本人を直撃した。

平本蓮への対戦表明を行ったプロレスラー・奥田啓介
平本蓮への対戦表明を行ったプロレスラー・奥田啓介

移動中に「LANDMARK2」を有料試聴した奥田

“美しきドブネズミ”平本蓮が鈴木千裕に敗れてから、2日が経過。その間、一人の男が平本に対戦表明した。ドラゴンゲートに専属フリーとして参戦しながら“他流試合”にも果敢に挑んでいく、昔ながらのプロレスラー、“Mr.危険地帯”奥田啓介である。なぜ奥田は平本の名前を出したのか。本人を直撃した。(取材・文=“Show”大谷泰顕)

 6日に行われた格闘技イベント「RIZIN」の配信大会「+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2(以下、LANDMARK2)」(開催場所非公表)から2日が経った。

 今大会は平本による二度目のMMA戦をメインに、全5試合が行われたが、もちろん最大の見どころは、武井壮から呂布カルマまで、さまざまな方向に噛みつきまくった平本がいかに成長したか。言い換えれば、“お尋ね者”の平本が公式戦から離れていた1年以上の間に、どれだけの成長を遂げたかを確認する場でもあった。

 その点においては、対戦相手となった鈴木には失礼だが、勝っても負けても主語は平本。平本が勝ったか、もしくは負けたのか。それを見る大会。大げさにいえばそれが「LANDMARK2」だった。

 結果、平本はフルマークの判定負け。圧倒的な成長ぶりを期待した多くの“見る側”にとっては、大きな肩透かしを食らった結果となった。これで平本はMMA戦2戦2敗。

 しかしながら1年以上にわたった平本の大口には、それ相応の拡散力があったのか。敗れた平本に対し、「頑張れ」や「立ち上がれ」といった激励の言葉がこれ以上ないほどに寄せられている。

 そんな平本に対し、一人のファイターが対戦を表明した。

「巌流島・全日本武術選手権 2018 in MAIHAMA」優勝者でドラゴンゲートに専属フリーとして参戦中のプロレスラー・奥田啓介である。奥田は現在、RIZINでも2連敗中だが、「LANDMARK2」翌日の午前11時過ぎには、「平本戦も僕は完全に押忍で準備していきますよ」とツイート。

 そこで急きょ、奥田本人を直撃すると、冒頭から意外なひと言を発した。

「今日はいろんな人から電話が鳴るんですよ」と意味深な発言をしていたが、「LANDMARK2」を見たかと聞くと、「もちろん見ましたよ、新幹線のなかで3800円を払って」と移動中にライブ試聴したことを認めたのだ。

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