【RIZIN】平本蓮、異例の2か月連戦へ 榊原CEOが明言「来月から闘う機会提供したい」
メインイベントでは元K-1ファイターの平本蓮(ルーファスポーツ)がKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)に0-3の判定負け。平本は2020年大みそか以来、430日ぶりの実戦だったが、白星で飾れなかった。本人も経験不足を痛感したようだが、榊原信行CEOも早ければ4月にも再起戦を組む意向を示した。
「どんどん試合して、こんなんで引いてられない」と早期の次戦に意欲
格闘技イベント「+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2」(2022年3月6日、開催場所は非公開)第5試合、RIZIN MMAルール(66キロ、5分×3R)
メインイベントでは元K-1ファイターの平本蓮(ルーファスポーツ)がKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)に0-3の判定負け。平本は2020年大みそか以来、430日ぶりの実戦だったが、白星で飾れなかった。本人も経験不足を痛感したようだが、榊原信行CEOも早ければ4月にも再起戦を組む意向を示した。
1年3か月ぶりでこの日がまだMMA2試合目。平本は打撃では光るものを見せたが、鈴木に組み付かれると打開できなかった。痛感したのは経験不足だ。
試合後には「またすぐやります。すぐやる」と繰り返し、「試合は別物だと練習していてもわかっていた。経験が足りないとわかった。どんどん試合して、こんなんで引いてられない。どんどん試合していこうと思っています」と続けた。
会見では何度も、「こんなんで終わりじゃない」「また戻ってきます」と早期の再起と、リングで経験を積みたいと希望した平本。視界がふさがるほど腫れていた左目も、「腫れているだけです。折れたり? それは全然大丈夫です」とし、すぐに練習を再開したいとも話していた。
これを受け、榊原CEOも平本の次戦に言及。「本人のドクターチェックをして、マネジメントと話をしたうえで」と前置きしつつ、「圧倒的に足りないのは実戦経験。道場では本当に強いと思うのですが、試合でどう引き出すか。これは実戦でしか学べない。早いタイミングで、次回のトリガー、ナンバーシリーズでしっかりやって、もう1試合経験して、海外に戻るとか。僕らとしては来月の大会から闘う機会を提供したい」と4月にも再びリングに上げたい意向を示していた。