アミューズ女優が集結「ハンサム」イベントに込めた思い 柚希礼音「何かのパワーになれば」
「これまで集うようで集わなかったメンバーが集結するので、画面が強い」
バラエティーに富んだパフォーマンスが盛りだくさんだ。出演者は柚希と三吉のほか、ミュージカル界でも活躍するソニン、元宝塚娘役トップ・愛希れいかに加え、村川絵梨、清水くるみ、石田ニコル。若手女優の恒松祐里と堀田真由も参加する。
「それぞれの色が見どころ。複数人ユニットのパートもあって、色が変わっていきます。ただ単に一色のハンサムだけではない。私自身も男っぽいところを出したり、『Dreamgirls』をやったりするので、いろいろなハンサムになりたいと思っています」と柚希。一方の三吉は「これまで集うようで集わなかったメンバーが集結するので、画面が強いです。パワーがあります。楽曲は映画などいろいろなところからもぎ取っていますが、その作品ごとのクライマックスの一番いいところを全部集めたような内容です。ダンスナンバーもあり、女優としての朗読のパートもあるので、かなり見応えがあると思います」と、うれしそうに話す。
事務所として団結する新たな試みだ。柚希は「女性だと派閥があるとか仲が悪いとかイメージされそうですが、あまりにもみんな仲良くてキャッキャしています(笑)。宝塚もそう思われがちですが、世間で思われているイメージとは違います。今回のアミューズのみんなは年も違うのに、1つのことに向かって必死に全員で向かっていて、心地いい空気になっています」と、現場の様子を明かした。
三吉は2021年にミュージカルデビューを飾った。それだけに、舞台経験が豊富な柚希とソニンの稽古やリハーサルの取り組み方に注目しているそうで、「今回はすごくぜいたくで、先輩の姿を見て勉強させてもらっています。稽古場ではこういう風に入ってきて準備して始めるんだ。この人は何分前に来るんだ、というところから新鮮です。柚希さんもソニンさんも、大体の流れや構成が見えてくると、時間の使い方を計算されて、空いたときに私たちに歌の指導をしてくださり、本当に毎日勉強になっています」と目を輝かせる。
そんな2人の理想の生き方とは。三吉は「自分の意見があり、自分の芯を持っている女性を見ると、かっこいいなと思います。ちゃんと自立して生き生きしている女性が自分の中での理想像です」。柚希は「ちゃんと自分を愛せて、自分を信じて認めている女性はすてき。ここがダメだな、ここをもうちょっと頑張りたいなと思うときもありますが、それも含めて『今はこれだ』という今そのときを最大限に生きたいと思っています」と力を込めた。