格闘技イベント「+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2」（2022年3月6日、開催場所は非公開）第3試合、RIZIN キックボクシングルール肘有り（52.5キロ、3分×3R）

“ムエタイのミライモンスター”吉成名高（エイワスポーツジム）が19歳の白幡裕星（Battle-Box）を2R・KOで破り、RIZINデビューから5連勝（5KO）を飾った。

　那須川天心の後継者としても期待される吉成が鮮やかに倒した。1Rは静かな立ち上がり。2Rだ。カウンター気味の右フックでダウンを奪うと、さらに左カウンター一閃（いっせん）。白幡をマットに沈めた。

　吉成は日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者。キックボクシングでは前人未到のアマチュア17冠を達成し、“天才ムエタイ少年”の異名を誇る。RIZINには2020年8月に初参戦。昨年の大みそかには那須川天心との対戦も浮上したが、実現せず。榊原信行CEOからは辛らつな言葉も出たが、その後“仲直り”していた。

「+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.2」はExciting RIZINほか全9社でPPV配信。アーカイブ配信は3月13日午後11時59分まで。