【津田梅子】“父”伊藤英明が初共演の広瀬すずを絶賛「集中力や芯の強さが梅とリンク」

広瀬すず主演のスペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」(テレビ朝日系)が5日午後9時から放送される。放送を間近に控え、主演の広瀬や両親役を務めた内田有紀、伊藤英明のコメントが到着した。

SPドラマ「津田梅子」に出演する内田有紀、広瀬すず、伊藤英明(左から)【写真:(C)テレビ朝日】
SPドラマ「津田梅子」に出演する内田有紀、広瀬すず、伊藤英明(左から)【写真:(C)テレビ朝日】

5日午後9時からの放送を直前にコメントが到着

 広瀬すず主演のスペシャルドラマ「津田梅子 ~お札になった留学生~」(テレビ朝日系)が5日午後9時から放送される。放送を間近に控え、主演の広瀬や両親役を務めた内田有紀、伊藤英明のコメントが到着した。

「津田梅子 ~お札になった留学生~」は、日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、ガールズパワーで女子教育の道を切り拓いた津田梅子(幼名・梅)の青春を描く大型スペシャルドラマ。結婚や仕事について悩む等身大の姿にもスポットを当て、“誰も知らない津田梅子”を丁寧につづっていく。

 そんな梅を支える母・初(はつ)を内田が演じる。自由奔放な夫を陰から支える明治の女性。梅の留学には反対していたものの、夫の意見に従わざるを得ず、最後は腹をくくって娘を送りだした。

 そして、、梅を留学へと導いた豪快な父・仙(せん)は伊藤。先進的な思想とチャレンジ精神の持ち主で、日本に西洋野菜を広めたほか、東京初の街路樹を作り出すきっかけとなった人物(※仙がウィーン万博から持ち帰ったニセアカシアの種子が大手町に植樹された)だ。

 3人のコメントは下記の通り。

○広瀬すず
「梅は視線も言葉もすべて相手にぶつけるような女性で、それはきっと日本人だけど中身はアメリカ人、というか、アメリカという環境がすべて自分の中に染みついた女子だからこその行動なんです。だからこそ、内田有紀さん演じる初との母娘関係は、演じながらモヤモヤするものがありました。梅は6歳から11年間アメリカに留学していたので、お母さんに育ててもらった記憶がなくて距離感もよく分からなかったのだと思います。お父さん役の伊藤英明さんはすごく面白くてすてきな方でした。父が母を叱りつけるような場面もあったのですが、実際の家族シーンの撮影は伊藤さん、内田さんとも和気あいあいで、とても楽しかったです」

○内田有紀
「自立が難しかった時代、女性にも輝く権利があるということを気づかせるきっかけを作ってくれたのが、津田梅子さん。どんな立場の人にも自分の意思をはっきりと伝える、それを貫いて生きて来た女性を描いています。初が失意の梅のために薪をくべてお風呂を炊く場面があるのですが、そのときやっと彼女が自分の本音を娘に話すんです。そこはとても大事なシーンだと思い、より丁寧に演じられるよう心掛けました。ドラマを見てくださる方には、梅と初という、明治に生きた女性の対比を感じながら、梅の切り拓いた道を楽しんでいただけると思います」

○伊藤英明
「今とはまったく違って、男尊女卑で女性に多くの権利が認められていなかった時代、津田梅子さんは自分の頭で考えて自分のやりたいことを全うした芯の強い女性だったのではないかと思います。広瀬すずさんとは今回初めてご一緒させていただきましたが、芝居前の集中力や芯の強さが梅とリンクしているように思いました。このドラマには家族の絆も描かれていますし、今、僕らが当たり前に受けている教育の礎や成り立ちも映し出されているので、ぜひ多くの方に見ていただきたいと思っています」

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