舞台「フルーツバスケット」（日本橋三井ホール・3月4～13日）の初日前囲み取材が行われ、本田透役の吉田綾乃クリスティー、草摩由希役の北川尚弥、草摩夾役の橋本祥平、草摩綾女役の仲田博喜、草摩はとり役の伊万里有、草摩紫呉役の安里勇哉が登壇した。

　2019年に放送された原作・総監修の高屋奈月による人気アニメ「フルーツバスケット」を舞台化した今作。学校の王子さま的な存在である由希を演じる北川は「アニメから飛び出てきたような世界観を皆さんにお届けできるように物語を紡いでいきたい」と意気込みを口にした。

　北川は自身の演じる由希について「それぞれのキャラクターと会話するときによっていろんな顔を見せてくれる。狙わずに王子さまっぽいセリフを言うシーンもたくさんあるので、アニメを見て研究して、突き詰めるようにしました」と話し、作品の見どころを問われると、「“あごクイ”をやっているので、見てください」と照れ笑いを浮かべていた。