ヒーローの大役終えた駒木根葵汰、初写真集で“大人の男”に 「初めて芽生えた感情」も告白
1年間、ヒーローを演じた駒木根葵汰(こまきね・きいた)の「1st写真集Key」(KADOKAWA刊)が、4月4日に発売される。ドラマの撮影の合間を縫ってのわずか2日間の撮影で、ソリッドなスーツ姿、釣り、キャンプ、犬とたわむれて笑う様子など、さまざまな顔を見せている。駒木根は、2月27日に最終回が放送されたスーパー戦隊シリーズ第45作目の「機界戦隊ゼンカイジャー」(テレビ朝日系)に主演。大役を終えて感じたこと、写真集に込めた思いなどをENCOUNTに語った。
コロナ禍でも走り切ったゼンカイジャー「結束力に感謝しかありません」
1年間、ヒーローを演じた駒木根葵汰(こまきね・きいた)の「1st写真集Key」(KADOKAWA刊)が、4月4日に発売される。ドラマの撮影の合間を縫ってのわずか2日間の撮影で、ソリッドなスーツ姿、釣り、キャンプ、犬とたわむれて笑う様子など、さまざまな顔を見せている。駒木根は、2月27日に最終回が放送されたスーパー戦隊シリーズ第45作目の「機界戦隊ゼンカイジャー」(テレビ朝日系)に主演。大役を終えて感じたこと、写真集に込めた思いなどをENCOUNTに語った。(取材・文=西村綾乃)
インスタグラムに投稿した写真が話題になったのは、高校生のときだった。「イケメン男子高生」として注目され、現事務所のホリプロにインスタグラムでスカウトされる。高校卒業後に上京しモデルを中心に活動。レッスンを受けながらドラマ、CMと活躍の幅を広げ、21年に「機界戦隊ゼンカイジャー」の主役(五色田介人/ゼンカイザー)をオーディションでつかみ取った。
「介人役に決まってから『1年をかけて僕のヒーロー像を作っていこう』と考え、目の前にあることをコツコツとこなしていきました。テレビを見てくださった方から『介人やゼンカイジャーに励まされた』と声を掛けていただいたことはとてもうれしかったです。1年間、全力全開で臨んでみて感じるのは、僕にとっても介人はヒーローだったということです」
コロナ禍だったが、スタッフの尽力により、中断も休止もなく、全力で走り続けることができたという。
「このコロナ禍で中断することなく撮影が続けられたのはスタッフさんのおかげだと思っています。あらためてゼンカイジャーの結束力に感謝しかありません」
写真集は大役を務め上げた区切りとして、企画された。駒木根は「応援してくれたすべての人に、成長した姿を見せたい」という思いを込め、撮影場所、内容についてアイデアを出していった。
冒頭のスーツ姿は、ビジネスマンが集う東京駅周辺で撮影した。高層ビルの間に立ったときは、「背筋が伸びる感覚があった」と振り返った。
「高校生のとき、茨城から東京に来るときはいつも東京駅から発着の高速バスを使っていました。あの頃はこうやって東京駅で写真集の撮影をしてるなんて思ってもいなかったです。成人式は仕事で帰れなかったので今回スーツが着たいとお願いしました。高校時代はブレザーだったので、スーツ姿で締めたネクタイは急に大人の仲間入りしたみたいでくすぐったかったですね(笑)」