BS朝日、新日本プロレス番組5時間放送 “神回”道場の「劇的ビフォーアフター」再放送
BS朝日が、新日本プロレス50周年旗揚げ記念日となる6日、新日本プロレス番組を5時間放送(午後1時)することが分かった。
「WRESTLE KINGDOM16 in東京ドーム」大会2日間を3時間放送
BS朝日が、新日本プロレス50周年旗揚げ記念日となる6日、新日本プロレス番組を5時間放送(午後1時)することが分かった。
1972年3月6日。アントニオ猪木によって同年に設立された新日本プロレスが、この日、大田区体育館で旗揚げ戦を開催した。メインイベントは、猪木対カール・ゴッチの時間無制限1本勝負。旗揚げに当たって、当時の選手たちが鍛錬に努めた場所は、猪木自身が住んでいた自宅を改築したという東京・多摩川付近の住宅街にある道場と選手寮。その場所から多くのスターが育ち、新日本プロレスは日本のプロレス界を常にけん引していく原動力となっていった。
しかし、40年の月日がたち、老朽化が進んだ選手寮を、2012年に「大改造!! 劇的ビフォーアフター」(朝日放送テレビ)にリフォーム依頼。築50年がたち、壁や天井など内装はボロボロ、2階を支える鉄鋼の根元は腐り、いつ倒壊してもおかしくない状況。風呂場が離れにあり、バスタオル1枚で行き来する選手。問題山積みのリフォームにもかかわらず、コンセプトは「新日本プロレスの伝統は守りながら、若いレスラーたちに対応した寮」という難題に、少年時代から猪木と新日本プロレスのファンだったという匠“モダニズムの継承者”柴田達志氏がさまざまなアイデアを駆使して、見事によみがえらせた。
13年6月の「大改造!! 劇的ビフォーアフター」2時間スペシャルで放送された「闘魂燃え尽きそうな寮」はファンの間では“伝説の神回”とも呼ばれている。そんな放送から9年。旗揚げ記念日から50周年の6日にBS朝日で午後4時から再放送する。
また、現在の新日本プロレスマットの一線級として活躍する棚橋弘至らの選手たちや、獣神サンダー・ライガー、長州力らも出演する。当時の若手選手時代に番組に出演した、“ビフォー”の姿にも注目。
さらに、同番組の放送前となる午後1時からは、「新日本プロレス50周年! ワールドプロレスリングリターンズ 3時間スペシャル~1.4&1.5東京ドーム~」を再放送する。新日本プロレス年間最大のビッグマッチ、「WRESTLE KINGDOM16 in東京ドーム」大会2日間を3時間スペシャルとして“イッテンヨン&イッテンゴ”東京ドームの興奮と熱狂を放送する。