“YamatoN”林祐人氏がeスポーツチーム「REJECT」加入 チーム運営部部長として新規事業の開発も

プロeスポーツチーム「REJECT」は1日、ストリーマー・解説者の「YamatoN」として活動する林祐人氏が、チーム運営部部長に就任することを発表した。

“YamatoN”こと林祐人氏のREJECT加入が発表された
“YamatoN”こと林祐人氏のREJECT加入が発表された

「『人生を彩るeスポーツ体験』を届けられるよう邁進してまいります」

 プロeスポーツチーム「REJECT」は1日、ストリーマー・解説者の「YamatoN」として活動する林祐人氏が、チーム運営部部長に就任することを発表した。

 林氏加入の経緯について、発表では次のように説明している。

「林氏は日本におけるeスポーツ競技シーンを成り立ちから最前線で見てきた人物であり、現在はセカンドキャリアとしてストリーマー及びキャスターとしても活躍されています。当社代表の甲山と会話を重ねるなかで、eスポーツ業界の発展にかける強い熱意とともに、これまでの自身の活動に対するeスポーツ業界への感謝の意を感じました。また、今後モバイルeスポーツを中心に、さらにeスポーツを楽しむカジュアル層が増えていくことも予想されます。そういった層に向けて、よりeスポーツの魅力を伝えるために、積極的に情報発信をしていく姿にも共感を覚えました。

 そういった林氏のeスポーツに対する思いや姿勢が、当社が掲げる『人生を彩るeスポーツ体験を提供し、世界に誇れる産業を創る』というミッションの達成に必要な人材であると確信し、今回の加入に至りました。今後は、長きに渡るeスポーツ競技シーンへの知見や実績を活かし、当社のチーム運営全体の管掌だけでなく、新規事業の開発等における活躍も期待しています」

 林氏は加入に際し、「確固たる使命を持ち、日本におけるeスポーツ業界の最先端を走るREJECTと共に歩めることを、大変うれしく思っております」とコメント。「長きに渡るeスポーツ競技シーンへの知見や実績を活かし、目標達成のために努めるとともに、新しい分野にも積極的に挑戦を行い、REJECTと共にeスポーツの産業化を目指し全ての人に『人生を彩るeスポーツ体験』を届けられるよう邁進してまいります」と意気込みを語っている。

□林祐人/YamatoN 1990年、東京都出身。高校生のころから、「Cross Fire」シーンにおいて、選手として注目され始める。2010年、アジア大会で「Cross Fire」が競技種目として採択されたことをきっかけに当時のチームに正式加入。日本代表として世界大会・国際大会に出場し、「e-Stars Seoul 2010」準優勝をはじめ、多くの実績を残す。14年から「Alliance of Valiant Arms」に活動の場を移し、15年よりプロゲーミングチームに所属。16年、「Overwatch」部門に加入し、国内大会優勝に加えて国際大会にも出場。同年10月、選手活動を終了。選手活動終了後はFPSタイトルを中心に配信活動を行い、ストリーマー文化の先駆けとなる。現在に至るまで、eスポーツ普及のために、PC、モバイル問わず多数の大会解説やイベント出演を精力的に行っている。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください