UUUM、誹謗中傷投稿などへの対策状況を報告 警告・通報による削除率は88.2%
UUUMは28日、インターネット上の誹謗中傷および攻撃的投稿から専属クリエイターを守るための「誹謗中傷および攻撃的投稿対策専門チーム」に関して、2021年8月1日から22年1月31日までの6か月間についての活動状況について報告した。
悪質なものには警告および法的措置の対応を進めることも明言
UUUMは28日、インターネット上の誹謗中傷および攻撃的投稿から専属クリエイターを守るための「誹謗中傷および攻撃的投稿対策専門チーム」に関して、2021年8月1日から22年1月31日までの6か月間についての活動状況について報告した。
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同期間での具体的対処件数は46件(月平均:約7.6件)で、警告または通報によって削除された投稿の割合(削除率)は88.2%となっている。
また、近年増加傾向にあるUUUM専属クリエイターに対する殺害予告やストーカー行為において、犯人の検挙につながったケースを含め、実効性が着実に向上していることを示す事案については、殺害予告やストーカー行為で犯人検挙につながったケースが5件、悪質な権利侵害で投稿者特定したケースが2件、投稿者特定に向けて対応中のケースが1件と報告された(期間:2020年6月30日~22年1月31日)。
また、初動対応の迅速化により、チームによる警告または通報によって削除された投稿の割合は、21年8月の定期活動報告時と比較して25.5%増加。高い水準の削除率になっている。
UUUM専属クリエイターに向けられる、ツイッター、インスタグラム、YouTubeコメント欄等を利用した誹謗中傷や、肖像を無断利用したなりすまし、嫌がらせ行為、さらに名誉毀損や、公表していない個人情報がインターネット上に公開されるといったプライバシー侵害等関連の件数は、いずれも増加傾向にあるとのこと。誹謗中傷等投稿の中で悪質なものに対しては、警告および法的措置(発信者情報開示請求等)を含む断固とした対応を引き続き進めていくという。
また、チームが対処する誹謗中傷等投稿のうち、投稿者に加害意識が強くはなかったケース(軽い気持ちで投稿されたケース)も従前より一定数確認されており、チームの初動対応が投稿者の意識を変える契機になり得るものとして、引き続き誹謗中傷等防止や啓蒙活動を行っていくとした。