【電波生活】出川哲朗「充電旅」テレ東Pが語る“リアルガチ”な舞台裏 人気理由とロケのこだわり
テレ東「朝の準備にしっかり時間を取る人です。基本的に寝坊とかはしないです」
真面目な面はほかにもある。
「たとえば朝9時に撮影で出発するとしたら、出川さんはだいたい8時に起きて準備してるイメージです。朝の準備にしっかり時間を取る人です。基本的に寝坊とかはしないです」
なぜか放送では大荒れの天候の日がない気がする。
「そうかなぁ。現場で撮影していると雨に降られた思い出が強くて、すごく雨に降られているような印象があるのですが(笑)。でも、梅雨の時期には雨が少ない北海道とか、撮影の日時に天気予報で台風がきそうとなると、急きょ旅先を変えてなるべく雨を避ける努力はしています。だって、みんなが楽しく撮影できた方が絶対にいい番組になりますから。出川さんとゲストが楽しく旅をして、地元の方と笑顔で触れ合うのが番組の見どころ。雨や寒さで眉間にしわを寄せ、つらそうな映像では見てくれる方も心配になって楽しめないと思います。ですので、なるべく出川さんとゲストの笑顔を守る努力はしていますね(笑)」
必ず充電ができて、予約なしでも宿に宿泊している。実際はできないこともあるのか。
「できないことは、きっとありませんね。なぜならガチでできるまで続けてしまうから(笑)。いつも充電できる場所が見つかるまで、出川さんもゲストもバイクを押して探してもらうようにしていますし、宿が満室の場合は先の町を目指すか戻って探すか。ひたすら探してもらいます。ただ、本当に山の中で充電が切れたり、何軒いっても宿が満室のときは、本当に泊まれなかったらどうなるのかとスタッフみんなで、撮影しながらすごくドキドキしますね(笑)」
テレビ東京の伝統的なガチスタイル。最後にこだわりを聞いた。
「出川さんの気持ちを大切にしてますね。出川さんの『何それ? 食べたことない』とか『こんな景色、見たことないよぉ!』とか、『え~! どうなってるの?』とか。出川さんが楽しかったり、うれしかったり、時にはガッカリしてしまうのも含めて、出川さんが撮影中にするガチの出会いと、それに対して感情が振れる部分を大切にしようと思っています。そうした出川さんの姿を、見てくださっている皆さんも楽しみにしてくれてるのかなと思ってますので」
出川愛を感じる。毎年、出川の誕生日にはスタッフが撮影の合間に撮った写真を収めた手作りのアルバムをプレゼントしているという。チームワークの良さが番組に温もりを感じさせているのだろう。鈴木氏は「出川さんがテレビで楽しそうに輝けていたらいいなと思ってます」と語った。
3月5日は「瀬戸内海! 岡山から日本のエーゲ海“牛窓”経由でゴールは忠臣蔵のパワスポ“赤穂大石神社”ですが海の幸がウマすぎてヤバいよヤバいよ完結編」と題し、熊切あさ美と小島瑠璃子がゲストとして旅をするという。