瀬戸康史、共演の河合優実は「めちゃくちゃ怖かった」 理由を告白「全部見透かされる」

俳優の瀬戸康史、女優の河合優実が26日、都内で行われた主演映画「愛なのに」の舞台あいさつにメガホンをとった城定秀夫監督とともに出席した。

映画「愛なのに」舞台あいさつに出席した瀬戸康史(右)と河合優実【写真:ENCOUNT編集部】
映画「愛なのに」舞台あいさつに出席した瀬戸康史(右)と河合優実【写真:ENCOUNT編集部】

河合優実は瀬戸を絶賛「すごくやりやすかった」

 俳優の瀬戸康史、女優の河合優実が26日、都内で行われた主演映画「愛なのに」の舞台あいさつにメガホンをとった城定秀夫監督とともに出席した。

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 本作は古本屋店主・多田浩司(瀬戸)と、店主にプロポーズする女子高生・岬(河合)、多田の憧れの女性・一花(さとうほなみ)など、一方通行の恋愛が交差し二転三転する先の読めないラブコメディーとなる。

 河合は「由宇子の天秤」と「サマーフィルムにのって」で、「第64回ブルーリボン賞」新人賞を受賞した注目の若手女優。共演した瀬戸は「すごく落ち着いていて、冷静。だからめちゃくちゃ怖かった。全部見透かされているようで」と素直に語ると、河合は「見透かしてはいない。何も考えていないですよ」と思わず笑い出した。

 一方、河合は瀬戸について「多田役が瀬戸さんと聞いて意外だなって思った。多田みたいな生活感のある、隅っこで暮らしているイメージがなかったので。本読みでお会いしてからも、まだかっこいいなって」と話し、「でも撮影に入って(古本屋の)レジの中で座っている多田さんは目に焼きつている。どんどんなじんでいく感じでした。すごくやりやすかったし、撮影日数は2日間で短かったけど、濃かった」と充実の顔だった。

 岬は多田に猛アタックする役柄だが、河合は「多田にアプローチしているけど、この先ずっとアプローチ続けるかと言われたら、私はそうは思えない。岬は1歩引いたところで『結婚してください』と言っている。それを岬は自分で気付いているような気がした」と乙女心を分析すると、相手役の瀬戸は「すごい寂しくなりました……」としょんぼりだった。

「愛なのに」は新たに始動した、プログラムピクチャー「L/R15(読み:えるあーるじゅうご)」のもとで制作された作品。「L/R15」は、映画「愛がなんだ」「アイネクライネナハトムジーク」「あの頃。」などの今泉力哉監督と、Vシネマ・ピンク映画界のトップランナー・城定監督がお互いの脚本を提供しあって、R15+のラブストーリー2本を制作するもの。「愛なのに」は監督・城定氏、脚本・今泉氏で、「猫は逃げた」(3月18日公開)は監督・今泉氏、脚本・城定氏がそれぞれ手がけている。

 瀬戸は「猫は逃げた」でも声の出演をしており、「探してもらえたら」と呼びかけ。舞台あいさつの最後には両作品を紹介しつつ、「そして『コンフィデンスマンJP』もよろしくお願いします」とちゃっかり別作品を宣伝し、会場を笑わせた。

次のページへ (2/2) 【写真】「愛なのに」の舞台あいさつの様子
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