直木賞・米澤穂信氏「小説の普遍性というところに手が届いたのかも」 受賞の喜び語る

第166回芥川賞・直木賞贈呈式が24日、都内のホテルで行われ、「黒牢城」で直木賞を受賞した米澤穂信氏が登壇。あらためて受賞の喜びを語った。

スピーチを行った米澤穂信氏【写真:ENCOUNT編集部】
スピーチを行った米澤穂信氏【写真:ENCOUNT編集部】

「黒牢城」で直木賞を受賞

 第166回芥川賞・直木賞贈呈式が24日、都内のホテルで行われ、「黒牢城」で直木賞を受賞した米澤穂信氏が登壇。あらためて受賞の喜びを語った。

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 壇上で絶叫する衝撃スピーチを披露した芥川賞・砂川文次氏、新聞記者からの取材攻勢を語り笑いを誘った直木賞同時受賞の今村翔吾氏に続き登壇した米澤氏は「私のは笑いどころがありませんので、淡々と始めます」と一言。

「この小説は謎解き小説、ミステリーとして書き始めました。ミステリーという登山口から小説を書き始め、もしかしたら小説の普遍性というところに手が届いたのかもしれません。そこを選考委員の皆さまに評価していただいたことを大変うれしく思います」と話した。

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